リフォームで役立つ「カバー工法」

こんばんは!

茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房のフジオカです。

 

4月も半分が過ぎ、春から新生活を送られている皆さまも少しずつ慣れてきたところでしょうか。

我が息子も先週、入部届を提出し本格的にクラブ活動が始動しました。

まだ日々のルーティーンが定まりませんが、少しずつ少しずつ慣れていってくれるのを待つばかりです^^

 

以前にもブログで案内させて頂きましたが、建築基準法・建築物省エネ法の改正により、4月1日以降に着手する「新2号建築物」(木造2階建て&200㎡超の平屋)のリフォームで「大規模な修繕・模様替」に該当する物件は新たに建築確認の対象となります。

「新3号建築物」(200㎡以下の木造平屋)のリフォームについては、今まで通り建築確認は不要です。

 

では、改めて「大規模な修繕・模様替」についてですが、キッチンや浴室など水廻り設備の取替え、手すりやスロープの設置、間仕切り壁のみの改修は大規模な修繕・模様替にあたりません。

なので、今まで通り建築確認は不要です。

 

一方、「主要構造部」=壁、柱、床、梁、屋根、階段の1種以上を改修する場合で、改修部分が「過半」となる(=半分より多い)場合は大規模な修繕・模様替にあたり、建築確認が必要になります。「過半」かどうかは総面積や総本数に占める割合が半分より多いかどうかで判断します。

 

ですが、壁、床、屋根、階段を改修する場合でも、既存のものを残したまま、上から新しい仕上げ材を被せる施工方法、いわゆるカバー工法の場合は建築確認が不要となるのです。

そのため、今、建材メーカーなどはそのような建材のリリースに力を入れています。

 

と言っても今までもコストを抑えるために、リフォームでは度々カバー工法は採用されていましたが。

 

そんなカバー工法の中でもよく採用させて頂くのが、カバー工法用の無垢床材。

既存の床の上に貼るので、もちろん解体費や処分費も抑えられますし、解体の工期もかかりません。

それでいてお部屋の雰囲気をガラリと変えてくれます。

また無垢材なので、床材一枚一枚に色ムラがあるのですが、木そのものの自然な色ムラなので全く気になりません。

さらに、なんと言っても肌触りが良い! 
 

ぜひ今後も愛用していきたい一品です。

Before
After

この記事を書いた人

藤岡 絵美
藤岡 絵美
エッグ住まいる工房 設計・リフォーム営業担当
二級建築士とインテリアコーディネーターの資格を持ち、新築・リフォーム問わず設計目線でお客様の住まいづくりをお手伝いする。
住まいの「心地よさ」を最も大切にしており、その言語化することが難しい部分をお客様ととことんお話すること掘り下げて、実現できる提案に結び付けている。