完成見学会を毎回予約制でやる理由

1.完成見学会まであと2週間

完成見学会のお日にちがちょっとずつ近付いて参りました。
僕たち住宅会社にとって完成見学会というのはそれはそれは重大イベント。

さながらピアノや劇の発表会のような
さながらサッカーや野球の大会のような

「私たちの実力はご覧の通りです」と、皆さんに披露する場なわけです。
3月15日、16日の土日 僕たちはその時を今か今かと楽しみにしています。

みなさんこんばんは
茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店
エッグ住まいる工房 竹澤貫 と申します

2.お客様にとっての完成見学会

私たちにとっての完成見学会は冒頭のお話のとおり、一大イベントになるのですが、では見学に来たお客様にとってはどんなイベントでしょうか?

実はこの完成見学会。具体的に◎◎を見に来た。という明確な目的を持って来場される方は少なかったりします。多くの場合が「ちょっと見学しにきた」のように、ぼんやり見に来ます。「ぼんやり」というと語弊があるかもしれないのでもう少し解説すると
①元々気になっていた会社だからきっかけとして足を運んだ
②家の雰囲気、担当者(社員)の雰囲気を見に来た
という声が多いようなのです。

ただ、私たちにとって
「私たちの実力はご覧の通りです」と、皆さんに披露する場
であることは、同時にお客様側からすると
「あなたたちの実力を見に来ました」と、品定めができる最も重要な場であるということでもあるわけで。しっかりお目目を皿にしてみて頂くのがいいと思ってます。

見学会で見た方がいいポイントについては過去記事で触れているのでそちらを紹介しておきます。

https://www.egg-jp.com/staff_blog/staff_blog-17535/

3.オーナー様に借りている大切なお住まい

そんな僕たちにとって、そして住宅検討中のお客様にとって重要な意味を持つこの完成見学会。その多くは、実際に家を建てたオーナー様のお住まいを一時的にお借りして開催されています。
建物が完成して、お引渡しを受けるまでの限られた期間。オーナー様は、「エッグさんのことを見てもらうためなら協力します」と言って下さり、そんな好意で行われています。

エッグ住まいる工房が、私たちのことを知っていただくために開かれる
住宅検討中のお客様が、住宅会社の創った実際の家を見るために参加する

これらを叶えるための大前提として僕たちが守らなければならないことこそ、
貸して下さったオーナー様にとってご迷惑のないように行うこと と
オーナー様が想いを込めて建てたお住まいのこだわりをお客様に正しく伝えること です。

4.見学会を予約制にする2つの意味

エッグ住まいる工房では特殊な事情がない場合必ず見学会は「予約制」にしてご案内しています。その理由は2つ。1つは万一にも傷がついてしまったり汚れがついてしまわないように、どなたか分からない近所の人がゾロゾロ来るようなことを回避するため。そしてもう1つが、そのお住まいにオーナー様が込めた想いをきちんと説明するために、マンツーマンでご案内するためです。

一般的には75cmの高さにするカウンターの高さが90cmになっている。説明なく見学だけをすると、そのカウンターを見て「高いなぁ」という感想しか生まれないもの。しかし僕たちが、「このカウンターは、カウンターに合わせてオーナー様が置きたいといって憧れていたカウンターチェアを置いて使うために、高くするようお打合せしました」と説明をすると事情が全く変わります。

注文住宅のお住まいというのは、一邸一邸大小様々なこだわりが詰め込まれて作られます。
そんなこだわりをたくさん詰め込んだ建物の見学会が、来週末土日開催されます。本当に多くのことがわかる完成見学会。ぜひじっくりと見学していただきたいなと思っております。

https://www.egg-jp.com/event/event-20502/

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。