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土地の値段ってどうやって決まるの?坪単価について解説

まずは土地探しで知っといた方がいいこと「坪単価」

新しい家を建てたいとお考えでも「まずは土地のことを知ることから」と、そうお考えのことかと思います。今日はそんな土地探しの中で、知っておいた方がいいキーワード【坪単価】について少しお話しようと思います。

土地探しからの新築計画をスタートされた。もしくはこれからスタートする皆さん初めまして。
茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店
エッグ住まいる工房 竹澤貫 と申します。

坪単価ってなに?

坪単価というのは、土地の面積の単位「坪」の、1坪あたりの土地の値段のことを指すものを言います。
1坪≒3.3㎡。
つまり
33㎡≒10坪 100万円の土地は坪単価10万円ということになります。

坪単価の決まり方

この坪単価の決まり方には、大きく3種類のポイントがあります。
ただし、ここでいう坪単価の決め方は、その土地の売れ残り方や、周辺に似たような土地がある場合などでかなりブレます。あくまで参考程度にご覧ください。

1.売主(地主)の希望価格

売主(地主)の方が、「◎◎万円で売りたい」という希望価格。この要素が何よりも優先順位が大きいです。売りたいと思った値段が1,000万円なら、たとえ相場が500万円でも当然売主は「売らない」という選択を取ることができます。

2.周辺相場

売りに出す土地の周辺で今いくらで土地が取引されているかというもの。多くの場合土地の売値は
①売主が周辺の相場を不動産屋などに教えてもらう
②相場の値段で売ることを売主が了承する
③相場で売りに出る。もしくは状況により相場より少し<高くor安く>売りに出す
という流れになるため、相場よりも著しく高い、著しく安い土地が売りに出ることはほとんどありません。

3.買主からの交渉

少しでも高く売りたい売主 と
少しでも安く買いたい買主 の構図
ここまでの話で勘のいい方はお気付きかもしれませんが、土地の値段というのは全く決まっていません。つまり、売主・買主双方が納得さえすればいくらで土地を取引しても構わないわけです。売主側からは多くの場合「ちょっとでも高く売れたらいいな」という「ちょっと」が販売価格に乗っかっているため、買主からの「ちょっと安くできませんか」という相談に応えるゆとりを持っているケースがあります。この買主からの交渉をもって、最終坪単価が決まるという流れになります。
※極端な例としてそのように書きましたが、相続税・贈与税などの都合であまりに一般相場とかけ離れている土地の取引は監査が入る場合があります。

希望のエリアの坪単価を知る

坪単価の仕組みについていかがでしたでしょうか。
この仕組みを知ることで、皆さんが住みたい市、住みたい町の坪単価についてよく理解できるのではないでしょうか。この坪単価をあらかじめ知っておくことで、今度は
「住みたい町で予算内に土地を買おうとすると〇〇坪の土地までなら買うことができる」ということを知ることができます。
これから先土地探しについていくつかシリーズとしてご説明していくので、また次回投稿を楽しみにして頂ければ幸いです。

この記事を書いた人   

竹澤 貫 TAKEZAWA KAN
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。