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間取りを考える時に気を付けて欲しいこと3点

間取りを考える時のはじめの一歩

注文住宅にせよ、建売分譲住宅にせよ、賃貸マンションにせよ
「新しい家に引越しをするぞ!」
そう考えたとき必ず通るのが、この間取りを考えるというプロセス。
特に注文住宅の場合は間取りの選択肢が無限大。「なんでもできる」ように見えて「できないことがある」という板挟みに頭を抱えるもの。

そんな間取りを考えるという部分にのみ注目するのが今日のテーマ。どんなことに注意して欲しいか3つのポイントに絞って解説いたします。

本日ご案内いたします。茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店
エッグ住まいる工房 竹澤貫 がお送りいたします。

1.家族会議で無理矢理間取りの結論を出さない

これからマイホームの住まいづくりを皆さん。担当者さんからこう言われることがしばしばあります。
「ご夫婦でよく話し合いしてください」
間取りに限らずお住まいの計画について、意見を持つ人(ご夫婦、ご両親、奥様など)同士が話し合いをすること自体はとても大切です。
ですが、そのまま話し合いをしてどちらかの意見で結論を出す必要は必ずしもないということを覚えておいてください。

これまでたくさんの家を建ててきた経験者である住宅会社に相談すると、AかBか?そんな話し合いの中でCという新たな選択肢をアドバイスしてくれる人。それが住宅会社の担当者です。

2.間取りの数字をできるだけリアルに理解する

ここでいう数字というのは、広さ、長さ、高さ。間取り図に出てくる全ての数字のことを指します。
それでは少しクイズです。

Q1.もらった間取り図に書かれた子ども部屋のクローゼットが1帖でした。さて、ハンガーをかけるパイプの長さは何メートル?

Q2.今の家のLDK。帖数は何帖?

間取りの打合せをすると必ず坪、㎡、m、帖。色々な数字が出てくる中、「6帖」という空間をどれだけイメージすることができるか。それによって印象はガラリと変わります。
とてもオススメなのは今の家の広さや高さなどを測って、数字と見た目のイメージのズレを無くしておくことです。ぜひやってみてください。

※広さの感じ方にはかなり個人差があるよ!というテーマで書いたこちらの記事もよければどうぞ
『家の間取りを考える時に直面する空間認識能力のテーマ』

3.未来の使い勝手を見据える

新居への引越し理由として最も多いのが「子どもができて手狭になったから」というもの。
そして、間取りを考える時にどうしても主軸になるのは「子育て」というキーワード。もちろん新居への引越しを考えるきっかけなので、そうなるのは必然。
ですが、
今のライフスタイルとあまり変わらない暮らしを数十年するだろう予想ができる皆様。
6歳になったら。10歳になったら。18歳になったら。ほんの数年単位でライフスタイルが目まぐるしく変化するお子様。
これは僕の主観になるので絶対ではありませんが、できたら皆様ご自身のライフスタイルをベースに間取りは考えて欲しいなと思っています。
「子どもが宿題をする用のスペース」といって作られたカウンターは、「子どもが宿題をリビングでやらなくなる頃何に使うのか」まで考えて欲しいんですね。
もちろん将来長い目でみてリフォームなどの可変がしやすく作ることも大切です。今のライフスタイルだけに焦点を絞らないようにしましょう。

間取りを考えるときのポイント

いかがでしたでしょうか。実際に間取りの打合せで「こういう傾向にあるよなぁ」と実際に肌で感じるものについて今日は書かせて頂きました。
みなさんの間取り作りが良きものとなりますよう願っています。よろしければ参考にしてみてください。

この記事を書いた人   

竹澤 貫 TAKEZAWA KAN
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。