【土地の広告から分かる費用アップのリスク】茨木市/自然素材/注文住宅/工務店/エッグ住まいる工房

こんばんは。

茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の関口です。

本日は、土地購入を検討される際、見て置いたほうが良いポイントについてお話させて頂きます。

土地探しをしていくにあたって予算感ってとても大事ですよね。

戸建て住宅を検討する場合、建物代、土地代、そのほか諸経費というものが必要になります。

スーモやアットホームなどの土地情報サイトで表記されている価格以外にも、意外と費用が掛かったりします。

ちなみに、土地の広告だけではなく、建て売り住宅の広告や建築条件付きの土地の広告も表示価格以外に諸経費が必要となりますのでご注意ください。

そんな広告の中から、今回は費用に関係してくる項目に触れたいと思います。

・土地が「更地」なのか「古家付き」なのか

 →古家付きの場合は、既存家屋の解体工事費用が上乗せとなります。
  目安:木造二階建て100㎡の建物で180万円前後

・土地が「準防火地域」なのか「法22条地域」なのか

 →準防火地域の場合、建物費用が高くなります。
  目安:100㎡の建物で100万円程度アップ

・水道管の引き込み管が「13㎜」なのか「20㎜」なのか 

 →20㎜の場合は一番安く済むラッキーパターンです。
反対に、13㎜の場合は20㎜へと口径変更が必要なため、前面道路を掘削して引き込み直しが必要となりますので費用は大きくなります。
 目安:80万~100万円程度

 ※口径は異なりますが下水管も同様の考え方が必要です

・隣地や道路との高低差があるかどうか

 →例えば自分の土地のほうが上がっている場合、土が隣地や道路に流れ出さないようにするための壁(擁壁)をつくる費用が必要です。

そのため、余分な費用を抑えるためにはなるべく高低差の無いフラットな土地がおすすめです。

違う考え方をすると、お金は掛かるけれど、高くなっている分日照が確保しやすいというメリットはあります。

土地探しには、一見分かりづらいリスクが数多く潜んでいます。

買ったあとに、そんな項目に費用が掛かるなんて知らなかったわ…とならないように気をつけましょう。




この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。