【接道の義務を満たしていない土地って?】茨木市/自然素材/注文住宅/工務店/エッグ住まいる工房

こんばんは。

茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の関口です。

数日前から雪も降っていたりと極寒の日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

通勤時の道路の凍結や公共交通機関のダイヤの乱れなど、今後も注意が必要なのでお気を付けください。



さて、今回は「接道の義務を満たしていない土地」について少しお話をと思います。

将来的に土地探しをする予定の方、本格的に土地を探そうとしている方にとって参考になればと思います^^


土地を探す際、ネットなどを駆使される方は非常に多いと思います。

不動産会社のホームページやすスーモなどなど、たくさん情報源はあります。

そんなサイトで掲載されている土地情報の広告で、たまにあるのがこの「接道の義務を満たしていません」という表記。

大概の場合、その文章のあとに書かれているのは「そのため、再建築不可です」の文字。

そうなんです。

接道義務を満たしていない土地は新たに建物を建築することは不可能な土地なのです。

【意味と理由について】

・(建築基準法上の)道路に2m以上の長さ接していない土地では建物の建築はしてはいけない。

・理由としては、火事や救急の際に緊急車両の進入経路が確保できないから。

といったイメージです。


実際、不動産広告を見ると同じエリアの土地と比較して相場よりもかなり安い価格設定になっていることが多いです。

安いものには安いなりの理由があるわけですね。

ただし、中には接道義務を満たしていないけれど、相場どおりの(もしくは相場よりは少し安い価格の)土地もあったりします。

そういった土地は、「こうやれば再建築が可能」という土地です。

例えば、接している道路が建築基準法上の道路じゃないので近隣の方の同意が得られれば建築してもらってOKですよ!とか、道路と敷地の間に水路が有ってそれをまたぐ橋を掛ければ建築OKだよ!というようなパターンもあります。

そのような場合、当然ながら手続きや申請に手間暇が掛かってきますが、そのあたりは不動産業者さんだけでなく、我々建築会社も一緒に課題解決に向けて動きます。

土地探しを本格的にされる際は、不動産業者さんだけでなく、必ず建築会社をパートナーとして加えてください。

土地の選択肢の幅も広がり、且つ総額の予算計画も事前にはっきりするので、失敗しない住まいづくりを実現することができます。

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。