【住まいの長持ちのために 棟換気】茨木市/自然素材/注文住宅/工務店/エッグ住まいる工房

こんばんは。

茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の関口です。



今日は、住まいを長持ちさせるために大事な棟換気(むねかんき)について少しお話したいと思います。

住まいにとって敵である湿気。

特に日本は高温多湿の気候であり、梅雨夏の時期には人間もしんどくなるくらいの高湿度となります。

しんどくなるのは建物も一緒なんです。

何の対策もしていないと湿度によってダメージが蓄積されてしまいます。

それを回避するための対策の一つとして、棟換気を設ける構法があります。


■棟換気とは、棟(屋根の登頂部)に設けられた排気口のこと⁡


この棟換気があることで、湿度の高い暑い季節には、暖かい風が上昇する仕組みを利用して家の一番高い棟の部分から排気をおこない、寒い季節には結露対策の役割も果たしてくれます。

もしもこの棟換気がなければ、暖かい空気と一緒に上昇した湿気は逃げ場がなく、屋根内にずっと篭りっぱなしになってしまいます。 ⁡

そうなると、家の大切な骨組みである梁や野地板、垂木、そして棟木などの構造材に影響を及ぼすリスクが上昇します。

高断熱・高気密住宅が主流となってきている日本の住宅業界ですが、壁内結露や構造躯体の湿気対策も同じように大事にしましょう。

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。