【住まいを長持ちさせてくれる断熱材】茨木市/自然素材/注文住宅/工務店/エッグ住まいる工房

こんばんは。

茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の関口です。

今回は、断熱材のお話をしたいと思います。

昨今、住まいづくりを検討中のお客様の中で、「省エネ性」や「ZEH」、「HEAT20」などの家の断熱性に関わるワードが注目されています。

その背景には、「日本の住宅の断熱レベルは先進国の中でも最低レベル。これをどうにか改善して、断熱性の高い住まいを普及させよう!」という国の意向があったりします。

断熱性能の低い住まいは、「室内間の温度差がもたらすヒートショックという健康被害」「低い断熱性能の住宅ではエネルギーを浪費してしまうためCO2削減が出来ない」といった問題もあり、これを何とかしていかないといけない、といったところです。

現在、住宅会社各社では様々な断熱材が採用されています。

グラスウール・ロックウール・発砲系ウレタン・硬質ウレタン・EPS etc…

どの素材にもメリット・デメリットがあります。

ちなみに、エッグ住まいる工房では「セルロースファイバー」という断熱材をよく採用しています。

先に挙げたものと同じく、このセルロースファイバーにもメリット・デメリットがあります。

エッグ住まいる工房がこの素材をお薦めしている理由は、断熱性が良いのはもちろんのこと、「長持ちする家」になるから。

壁の中の結露への対策にもなるちょっと珍しい素材です。

断熱材は、完成すると見えなくなる壁の中に施工されます。

この壁の中には、柱などの住まいを支える構造材もぎっしり詰まっています。

冬は室内から発せられるエアコンの暖気と冷たい外気に狭まれて、夏にはクーラーの冷気と蒸し暑い外気に挟まれて。

そんな過酷な状況の壁の中です。

結露が起きてしまうのも無理のないこと。

そんなとき、セルロースファイバーは自ら湿気を吸収し、壁内の乾燥状態を保ってくれます。

結果、柱などの構造材が湿気に侵されることなく、末永く新築当時の強度を保てる建物となります。


温かさはもちろん、住まいを長持ちさせるという効果のあるセルロースファイバー。

よろしければ記憶にお留めいただければ幸いです。

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。