【フルリノベーションについて】茨木市/自然素材/注文住宅/工務店/エッグ住まいる工房

こんばんは。茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の鳥羽です。

今日は、私の中古住宅フルリノベーションの経験についてお話したいと思います。
私は韓国出身で、韓国では中古物件の価値が高く、価格が下がることはほとんどありません。
新婚夫婦が中古マンションを購入し、フルリノベーションを行うのは一般的です。

私も日本の不動産市場に詳しくなかったため、新築住宅を買う余裕がなかった時、結婚と同時に中古住宅を選びました。 当時は住宅についてほとんど知識がなく、デザインだけに集中してリノベーションしました。しかし、現場監督になってから振り返ってみると、それは本当に大胆な選択だったと感じます(笑)。


それでも、今の家にはとても愛着があり、庭でバーベキューを楽しんだり、趣味のスペースを持ったりでき、月々の支出は前の家よりも少なく、満足しています。


ただ、残念な点もあります。まず夏は暑くて冬は寒いです。断熱材についてほとんど考えず、必要最低限しか入れていなかったことをとても後悔しています。ほかにも寝室と同じ階にトイレが無くて夜間不便さを感じるところ。さらに、無垢材や中霧島漆喰仕上げなどの私たち好みの素材やデザインが実現できていないところです。これらの素材は高級感がありメンテナンスも簡単で長寿命なのでとても魅力を感じています。

中古住宅のリノベーションには限界があるかもしれませんが、改善の余地がたくさんあります。動線の改善、部屋の配置変更、カウンターやニッチの追加など、自分のニーズに合わせてカスタマイズすることができます。

最後に、中古住宅のリノベーションは、資源を有効活用する方法でもあります。古い建物に新しい命を吹き込むことは、持続可能な住環境の一環としても価値があります。
中古住宅のリノベーションは、雰囲気の変化やデザインの住宅に住みたい方には素晴らしい選択肢です。

私の経験が、中古住宅のリノベーションに興味を持つ皆さんにとって、参考になることを願っています。

長文をお読みいただき、ありがとうございました。皆さん、良い夜をお過ごしください。

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。