断熱材に求めるもの

断熱材求めるもの 


こんにちは。

茨木市にある自然素材の注文住宅を建てている工務店、エッグ住まいる工房の関口です。


今日は七夕ですね。

そして東京都知事選挙の投開票日。

当選された方には日本の経済状況を少しでも良くして頂けることを願っています。

さて、今回は断熱材のお話をさせて頂きます。

世の中には様々な断熱材が存在しています。

グラスウール、ロックウール、EPS、発砲系ウレタン、硬質ウレタン、セルロースファイバー・・・

住宅会社によっても、同じ住宅会社内であっても商品のグレードによって断熱材が変わることも多いのく非常にややこしくてマニアックな項目です。

断熱材の特性を判別する上で気に掛けて欲しい3つのポイントをお伝えします。


★ポイント➀

断熱材自体の熱伝導率。

外気の冷たさや暑さを室内に伝えにくくなります。




★ポイント➁

断熱材が施工される厚み。

どれだけ熱伝導率の優れた断熱材であってもペラペラだと効果が発揮されません。





ポイント③

施工精度。

どれだけ良い断熱材を採用しても、本来閉じないといけない箇所に隙間が空いていたりすると意味がありません。



★ポイント④

湿気対策。

日本には美しい四季があるのと同時に、高温多湿地域でもあります。

そんな住宅にとって過酷な環境において、壁内結露が起きない家は残念ながら存在しません。

結露・湿気は家の大敵です。

もしもお引き渡し後数年の間で見えない壁の中で結露が原因で柱が腐ってしまっていたとしたら、家の耐震性はどうなっているのでしょうか。

新築時の強さを維持できているのでしょうか。

新築当時だけでなく、お引き渡しを受けてから何十年先までをイメージしながら素材選びをしてもらえると後悔の無い家づくりが叶います。


ご参考になりましたら幸いです。


この記事を書いた人

関口 京介
関口 京介
エッグ住まいる工房 新築営業担当
宅地建物取引士・2級ファイナンシャルプランニング技能士の資格を持ち、家の事だけでなく、ライフプランニングや土地探しまで、マルチにお客様の住まいづくりをサポートする。
万人受けする家を建てるのではなく、お施主様にとって100点の住まいづくりをすることをモットーに、不安や疑問に寄り添いお手伝いをしている。