電気代に驚愕!省エネ住宅の大切さ

毎月の電気代

さて、皆さんは毎月の電気代ってどのくらいかかっていますか?
今年は特に暑かった夏。
そのせいなのか…あるいは何か他に原因があったのか…。私の自宅には人生で見たことのない高額な電気料金の請求書が届いてびっくりしてしまいました。なんと、ワンルームで2万円!オール電化の住まいとはいえ、ちょっと高いのでは?と思いながらも、最近は電気代の節約に色々と工夫しています。

皆さん、こんばんは。
茨木市にある自然素材のリノベーションを手掛ける工務店、エッグ住まいる工房の鳥羽です。

電気代の節約について考えてみる

今住んでいる家でできる電気代の節約

私のように賃貸マンション住まいでも、節約のために工夫を凝らすことはできます。これはもちろん賃貸マンションに限った話ではなく、一戸建てにお住まいの方にも参考にして頂けるものをピックアップしてみます。

省エネ家電への見直し

10年前の家電と今の省エネ家電でどれだけ電気代が変わるのか。
※以下のデータは特定の家電の期間消費電力量を示したものではありません。
 電気の使用量、電気の契約単価により下記シミュレーションの価格には誤差が生じます。
※1kwh=単価31円計算
参考:経済産業省資源エネルギー庁調べ

〇冷蔵庫    年間143kWh 4,433円
〇エアコン   年間134kWh 4,154円 
〇照明器具   年間 93kWh 2,883円
〇温水洗浄便座 年間 13kWh   403円

その他にも洗濯機、掃除機、食洗器なども積み上げると油断ならない金額差になります。

家電の使い方の見直し

買い替えまではしなくても、日々の使い方の一工夫で電気代を節約することも可能です。
ここではそんな一工夫について、最も光熱費への影響が大きいエアコンの使い方をまとめてみました。

①設定温度を1℃上げる。1℃下げる。
(外気温31℃ エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から1℃上げた場合)
年間30.24kWh 940円
(外気温6℃  エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃に下げた場合)
年間53.08kWh 1,650円

②フィルターを月に1回か2回清掃
年間31.95kWh 990円

新しく建てる家でできる電気代の節約

新しく家を購入したり建てる際に、省エネ性能を考慮しておくことは、後々の光熱費に大きく影響します。
例えば、断熱性が高い窓や外壁、エネルギー効率の良い空調設備を導入することで、冷暖房の負担が軽減され、年間を通じて光熱費がぐっと抑えられます。

リフォームを検討している方にとっても、今の住まいを省エネ仕様にアップグレードすることで、日々の暮らしがぐっと快適になり、長期的には大きな節約につながるでしょう。建築やリフォームを通じて、より省エネな暮らしを目指してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人   

鳥羽 世喜 TOBA SEHI
エッグ住まいる工房 工事・施工管理担当
音楽や美術などの芸術が好きで単身日本に留学し、建築の道を志したソウル出身の現場監督。二級建築施工管理技士補を持ち、自分自身が自宅をリノベーションした経験の中で悔いが残ったことから、お客様が同じ思いをしないようにと自らの経験なども記事内で語る。