家の値段と性能は、基本的に比例するものです
この記事を書いた人
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エッグ住まいる工房 工事・施工管理担当
音楽や美術などの芸術が好きで単身日本に留学し、建築の道を志したソウル出身の現場監督。二級建築施工管理技士補を持ち、自分自身が自宅をリノベーションした経験の中で悔いが残ったことから、お客様が同じ思いをしないようにと自らの経験なども記事内で語る。
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地震の影響
すっかり日々の生活を取り戻された方もいれば
未だ不安な日々を送られている方もいる
その差はいたって単純ですね
被害の大きさ次第と比例してるところかなと
みなさんこんにちは
エッグ住まいる工房 竹澤貫 です
昨晩とあるお客様のお家で打合せをしてきました
まだ新築のお住まい
ウチではない他所の工務店さんで建てた家のお話
地震当日
この家も例にもれず大きく揺れました
結果壁紙には多数のヒビが入り
タイルが割れ
それを見たお客様は不安で家にいられなくなりました
そうして家の外に立ち尽くしていたお客様に声をかけたのは
お向かいに住む僕が担当させてもらった新築のオーナーさん
「落ち着くまでどうぞ 入ってください」
そういって家の中へ避難を促してくれました
そうして通された家の中は
地震によるキズ一つ無い 新築の家
とても 驚かれたそうです
地震を通してオーナーさんに語られたのは
今の家に対する不安と、建てた会社への不信感
そんな中でオーナーさんは
「貫さんに相談したら力になってもらえるかもしれない」
そう言ってすぐに僕のもとへメッセージを送られました
このお客様とは今も現在進行形で打合せ中
その家につけられた評価は耐震等級1とのこと
少しでも強くしたい
ちょっとでも安心したい
そういって今 強くするための準備を進めています
そのお客様は帰り際にこう話してくれました
「こういった災害時に建ててくれた会社は相談に乗ってくれないから
相談することが出来てとても安心しました」
不安で本当に眠れない日々が続いてるのだそうです
少し冗談交じりに「建て替えしようか」なんて話も出たほどです
大切なオーナーさんから「きっとなんとかしてくれる」と
そういって頼ってもらえたから
お客様がとても安心された顔を見せてくださるから
精一杯できることをしようと そう思ってます
今の新築はどれも地震に強い家になってる
嘘ではありません 建築基準法というルールのもと
地震に強い家を建てることは今では義務化されています
「地震に強い」をどの程度のものを目指すのか
それを見極めるのは皆さんご自身です
聞きかじったネットの知識でもいいじゃないですか
できるだけ できるだけたくさんの情報を集めてください
あとで後悔するのは僕じゃなく 皆さんご自身です
どうかそうならないことを心から願っています