家づくりの知識、足りてますか?
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エッグ住まいる工房 工事・施工管理担当
音楽や美術などの芸術が好きで単身日本に留学し、建築の道を志したソウル出身の現場監督。二級建築施工管理技士補を持ち、自分自身が自宅をリノベーションした経験の中で悔いが残ったことから、お客様が同じ思いをしないようにと自らの経験なども記事内で語る。
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みなさんこんにちは
エッグ住まいる工房 竹澤貫 です
今日はちょっと僕のお仕事のお話し
現在僕が与えて貰ってる肩書き
それはエッグ住まいる工房の中で【営業】と呼ばれるお仕事
オーナーさんからは「貫さんはもはや営業さんちゃうでしょ笑」
そんな風に言われることが多々ありますけども
僕としては光栄極まりない評価
僕もあんまり営業っていう言葉やお仕事の仕方は
好きじゃない…というか得意じゃないもんでして…
さてそんな営業(仮)な僕のお仕事は
1.初めましてのお客様との打合せ
2.オーナーさんとの打合せ
3.アフターメンテナンスのかけつけ
4.土地探し中のオーナーさんの土地探し
5.チラシを作ったりHPを変えたり、新しいお客様を増やすための創意工夫
おおまかなくくりでいくとこんな所
結構な頻度でオーナーさんたちに聞かれるんですけど
いわゆる【飛び込み営業】みたいな
そういうお仕事は全くしてません
僕はこのお仕事を始めて7年が経ちました
「家づくりを通して、全国の人を幸せに」
そんな事が言えればカッコいいのかもしれないですけど
「自分がかかわることが出来たお客様ぐらいは幸せにしたい」
そのぐらいのワガママは叶えたくてお仕事をしてます
お客様とお話をしてて「こんな家にしたいんだよね~」と目をキラキラさせている姿を見ると
幸せになってほしいなぁ。とか、失敗せんような家づくりしてほしいなぁ
そんなことを切に願うようになっていきました
やっぱりいいお客様やステキなお客様と話すと感情移入してまうんですよね
やからこうしてブログを通して、お会いしてするお話を通して
家づくりの中で気を付けてほしい事を知ってる限り発信してる
そういう習慣ができるようになりました
7年間寝ても覚めても家づくり
「今度のお休みは何をする?」
オーナーさんにオススメするために家具のショールームに行ったりしてる
そんな僕ですら
家づくりの知識はまだまだ全然足りてないんですよ
ほんまにびっくりするほど全然知らないことだらけ
そんな僕ですら
住宅展示場へお客さんのフリしてスパイしに行くと
「あ。この人全然わかってないな」
そう思う営業さんがたくさんいるのもまた現実
先日オーナーさんとのお話でこんなことを言われました
「家の中にね、吹き抜けとブランコ作りたいの」
めちゃくちゃステキな夢やと思いません?
そのお話をしている隣で何もわからず笑うお子さん見たとき
ものすごい幸せになりましたもん
あぁ、この子に遊ばせてあげたいんやな って
そんな家を作りたくて、叶えたいなぁと思ってたお客様が
住宅展示場で夢の話をする前に「弊社の住宅の性能は…」
そんな話が始まる
性能をないがしろにするつもりは全くありません
むしろ僕たちもめちゃくちゃハイスペックな家を作ってます
でも色んな性能にまつわる説明を聞かされて
見積りを見せられて
思ったより安いしなんかいい家っぽいし
それで全部を決める前に今一度
「私たちはどんな家を建てたかったんだろう」
それをじっくり振り返ってみてください
ひょっとしたら皆さんにとっての理想の家は
もっともっと安い家でも叶えられるかもしれません
もうほんのちょっと高い家だったら叶うかもしれません
よっぽどの急ぐ理由が無いようでしたら
どれだけかかってもいいと思うんです
じっくり調べて、考えて
本当にみなさんにとっての最高の家づくりを
目指してください