原価と定価の関係を掘り下げてみた
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エッグ住まいる工房 工事・施工管理担当
音楽や美術などの芸術が好きで単身日本に留学し、建築の道を志したソウル出身の現場監督。二級建築施工管理技士補を持ち、自分自身が自宅をリノベーションした経験の中で悔いが残ったことから、お客様が同じ思いをしないようにと自らの経験なども記事内で語る。
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みなさんこんばんは
今回の台風は幸いにも少し離れたところを通過
それでも大雨には見舞われた近畿地方
今日もどうか暖かいお風呂に浸かってぬくぬくして下さいませ
エッグ住まいる工房竹澤貫です
さてさて、時は2日さかのぼりましょう
先週金曜日の出来事のおはなし
Facebookで繋がっているオーナーさんたちはご存知
高知県へと「木材の買付」という名の出張へ行って参りました
(*゚▽゚)買付って何を??
そう。何を隠そうみなさんのご自宅にあったり無かったり。
オーナーさんのご自宅にはありますねきっと
大黒柱 や その他もろもろ材木 の買付でございます
さてここで問題
Q.ケヤキの無垢板が一枚ありました。
家具屋さんで加工された木の家具になると20万円
工務店で取付されたカウンターになると15万円
コーナンで一枚板のままで買おうとすると10万円
さて、木材市ではいくらでしょう??
どんな物でも消費者、業界の言葉を借りるならば「エンドユーザー」と呼ばれる
最終的に手元にわたるお客様の元へモノがわたるとき
そこに至るまでの間でいくつかの会社を経由してようやくたどり着きます
トマト農家がトマトを栽培して
トマトの流通業者へトマトを売り
流通業者がスーパーへトマトを売り
スーパーから僕たちの手元へ売られる
そしてその道中で
経費と
利益が乗せられる
だから僕たちの手元に届く1個100円のトマトは
トマト農家から買えばたぶん20円とかで買えるんですよ
めっちゃ単純
「確かに!じゃあ明日からトマト20円で買える!」
当たり前のことですが、そんなに上手くはいかないから
こういった【流通】というシステムが生まれてるわけでして
『トマトを20円で買うためにはトマト農家のビニールハウスに自分で行く
そして買って帰ってくる。』
そんな大変過ぎる手間がかけて初めて手に入る20円のトマトなんですよね
でもそれをしようとすると往復の交通費と移動時間がかかる
人件費として計算すればそのトマトは20円どころか数千円、数万円のトマトへと変貌します
とんでもない(笑)
でもそれに近い事を実現することが可能な方法
それが、大量注文という方法
ということでひらめいた。それが今回のお話しの締め
エッグ住まいる工房は凄いモノをたくさん秘めています
それは使っている材料の質であり
そんな材料を使って建てたたくさんのオーナーさんたちの家であり
そして、そんなこだわりを持ち続けたからこそ社長が手に入れた
「こだわりの材料を作る。取り扱う市場や業者とのパイプ」
質の高い材料を安くオーナーさんたちに提供する
その道筋を示してくれた材木市場の皆さんへ心から感謝
そしてそんな市場の皆さんと信頼関係を築き続けた社長への感謝
エッグはもっともっと いい会社になりますよ