耐震改修工事~制振装置~

この記事を書いた人

鳥羽 世喜
鳥羽 世喜
エッグ住まいる工房 工事・施工管理担当
音楽や美術などの芸術が好きで単身日本に留学し、建築の道を志したソウル出身の現場監督。二級建築施工管理技士補を持ち、自分自身が自宅をリノベーションした経験の中で悔いが残ったことから、お客様が同じ思いをしないようにと自らの経験なども記事内で語る。

みなさんこんばんは





エッグ住まいる工房 竹澤貫です




なんとも台風が度重なり向かってきていて


僕ら家づくりの仕事をしている身としては現場が止まってまうのでね


本当に困ったものです


みなさんも台風接近の際には


・ガラスの飛散防止のためにカーテンを閉める


・モノが倒れないように自転車等は倒しておく


・外出は控える


是非用心なさるようにしてくださいませませ…





さてそんなさなかでございますが


先日より担当させて頂いているお家のリフォーム工事が開始いたしました



【制振装置設置工事】でございます



制振装置って聞くと家づくりを考えたことのある方はみなさん


「地震に強い家にする装置」


そんな認識をお持ちやったりします



実はこれちょっとばかり「正解」とは言いにくいんですよ


制振装置付けたら家が強くなる っていう単純なもんちゃうかったりします




そもそも 耐震 と 制振


これは似てまったくもって非なるもの


まず耐震っていうのは


『地震に耐えられる固さを家に与えること』


耐震等級っていうスコアはこの耐震の強さを元に表現されるもの



それに対して制振とは


『建物が地震などの揺れによって変形する力を吸収すること』


つまり耐震は『固くすること』制振は『柔軟にクッション制を持たせること』


こうした違いがあります




制振というのはあくまで補助装置


家を頑丈に固くする耐震があって初めて


制振という補助の効果が表れます



今回のお家は「少しでも地震に強くしたい」


そんなご相談があって実施した制振工事


完成してからのオーナーさんの声はまた皆さんにお伝えできるかと思います



もし制振に興味がある方は


続報をしばしお待ちくださいませ(*'ω'*)