取締役副社長
Interview
営業 竹澤 貫
Profile
1987年5月、兵庫県尼崎市生まれ、大阪府茨木市育ち。
大学卒業後はミサワホーム四国に入社。3年間の修行を経て、静岡の工務店へ転職、家づくり全般と工務店経営について学ぶ。
2016年にエッグ住まいる工房に入社、2019年に専務取締役に、2023年に取締役副社長に就任。建築業界を志そうと思ったきっかけは、「母の仕事をしている姿を見て、憧れたから」。
仕事を通じてお客様と関係を築き、頼られ、感謝される。
そんな母の姿に憧れて建築業界へ。
小学生の高学年ぐらいから、母の仕事に憧れを持っていました。「お客さんのところでゴハン食べてきた」「お客さんにいただいたから、あんたも食べ」という、お客様との距離の近さ。そんな関わり方ができる仕事って、すごいな…と子どもながらに思っていましたね。
ただ、卒業後に就職した大手ハウスメーカーは様子が違っていて、完全なる分業制。私は営業職でしたが、お客様にご契約をいただいた後は、お家づくりの打ち合わせはコーディネーターへ、建築が始まれば現場監督へと担当が引き継がれるため、想像していたものとは違いました。
完全分業制で仕事をするメリットは、営業は営業だけをすれば良いので効率的。ですが、営業は間取りが描けなかったり、現場の様子や専門的な建築用語がわからなかったり。なにより寂しいのは、せっかく自分を信じてご契約いただいたお客様のお家づくりを最後まで見届けられないこと。何人もの人間が関わるため、人件費がかさみ、建築コストも膨らみます。修業時代は、そんな大手ハウスメーカーの営業スタイルが学べる良い機会でした。
私の場合、上司が変わったことを機に、営業としてお客様の家づくりを最後まで見届けさせてもらえるようになりました。「これやん!オカンの仕事のスタイルやん(笑)」って。やっぱり私には、母のような仕事のやり方のほうが合っているなぁ、と感じましたね。
気づけば、4500冊の漫画コレクション。
身についた語彙力で綴るブログに、ファン続出!
コレクションするつもりで集めたわけではないのですが、わが家には4500冊ぐらいの漫画があります。これも母の影響で子どもの頃からずっと読んでいて、今でも読み続けていています。おかげさまで語彙力がつき、多様な言い回しができるようになりました。漫画はもう自分の一部のような存在ですね。
以前いた会社では、営業はブログを書くのも仕事の一つでしたが、みんな嫌々やっている風。でも私はちっとも苦にならず、むしろ楽しくて毎日いろんなことを書いていました。ある日、別の担当者のお客様なのに私のブログのファンだという方が片道1時間もかけて会いに来られたことがあって、驚きましたね。
他にも、ブログの文章から伝わる人柄や仕事へのスタンスに、「この人なら任せられる」と感じていただけた方もたくさんおられました。これからもできるだけ続けたいと思っています。
竹澤貫をもっと知るための4つの質問
人生で、いちばん好きな曲。忘れられない曲とは? | BUMP OF CHICKEN/ギルド |
夢中になって読んだ・観た、漫画or本 or映画 って何ですか? | 夢中になって読んだ漫画が多すぎるので興味を持って下さった方はぜひ直接お話させてください笑 |
尊敬する人は誰ですか? | 母、岩田聡(任天堂)、高橋留美子(漫画家) |
仕事をするうえで最も大事にしていることとは? | 楽しむことと、楽しんでもらうこと |