遮音という言葉の誤解|遮音フローリング

マンションご近所トラブル

「生活音がうるさい!」
マンションでのご近所トラブルでのあるある話です。お互い様だとも思うのですが、それでも一定の配慮がないとトラブルになる「音」の話です。
茨木市でリノベーション工事を手がけるエッグ住まいる工房です。

遮音フローリング

マンションにおける遮音工事の代表的なものはフローリングでしょう。階下への足音、生活音に対する配慮です。ここでのポイントは「遮音」という文字。実は遮音フローリングは完全に音を遮ってはくれません。

マンションでは採用できるフローリングの性能は決まっている

ほとんどのマンションでは管理組合などでリフォームの際のルールが決められています。フローリングに関しては「Lー45」というような数値が規約の中に書いてあると思います。

これは遮音性能の数値です。一定の周波数の音や、足音などの衝撃音を「やわらげる」性能を表しています。やわらげるので遮音ではないのです。

エッグ住まいる工房では必ず説明をさせていただく項目なのですが、もしも知らないと遮音だと思いこみトラブルの原因になるかもしれません。

まとめ

もちろん過剰な設計と工事をする必要はありません。大切なのは「遮音」という言葉に惑わされないこと。遮音フローリングは音を階下に伝えるんだ、ということがわかっていれば、生活様式で対応が可能。ご近所トラブルを避けていきましょう。

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。