よく聞く「スケルトン」ってなんだろう?/茨木市・自然素材・リノベーション・エッグ住まいる工房

茨木市でリノベーションを手がけるエッグ住まいる工房です。

さて、建築業界では専門用語が頻繁に使用されます。ついつい使ってしまうのですが、ほとんどのお客様にはわからないのではないか、と最近は気をつけるようにしています。

 そんな言葉の中にリノベーションならではの用語で「スケルトン」があります。一体「スケルトン」とはどういう意味でしょうか。

リノベーション工事での「スケルトン」の意味は?

スケルトンと聞いて「骸骨(がいこつ)」をイメージした方は正解です。もともとは骨、骸骨、という意味なんですね。これが転じて骨格という意味になり、骨格が骨組みという意味になり、構造が見えるような状態になっていることを「スケルトン」と呼ぶようになったわけです。

工事で「スケルトン」にする意味は?

工事において、スケルトンにするというのは骨組み、構造だけになるまで解体することを意味します。

 実はスケルトンにすると、配管や間取りの変更がやりやすくなるんですね。解体工事もリフォームのような部分解体をするよりも、全体を解体する方が割安にもなります。

 しかも下地、配管も新しくなるので、メンテナンスや保証の面でもお客様にとっては安心です。古い建物の既存の設備などがいつ壊れるかと心配しなくていいですし、図面、資料、写真を残すことで次世代にも引き継ぐことが可能になるからです。

 リノベーションはその性質からマイホームの資産価値が高まることも特徴です。資産価値が高まるというのは、第3者にとっての客観的な資料が残ることで目減りしにくくなるわけです。

 もし将来何かの事情でマイホームを売却することになった際に、購入者は資料のある住まいと資料のない家と比較してどちらが安心するでしょうか。

 リノベーションって暮らしやすくなるだけでなく、資産価値の向上にもつながります。中古の家を購入して等々、マイホームの購入を考えているお客様は、リノベーション工事も併せて検討するのも良いと思います。

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。