【自然と共存するエコフレンドリーなインテリア】茨木市/自然素材/リノベーション/エッグ住まいる工房

みなさま、こんばんは。
茨木市で自然素材のリノベーションを手掛ける工務店 エッグ住まいる工房の鳥羽です。

インテリアトレンドは人々のニーズを反映します。

人々の身体的・精神的・感情的なニーズを考慮し、必要な部分を満たすインテリアデザインが流行する理由は、健康・安全・福祉の向上を目指すニーズが世界中で増えているからです。

最近数年で、海外はもちろん国内でも自然を取り入れたインテリアが人気を集めています。

その中でも大きなトレンドの一つがバイオフィリックデザインです。

バイオフィリックデザインとは?

バイオフィリックデザインは、生命を意味する「バイオ(bio)」と愛を意味するギリシャ語の「フィリア(philia)」の合成語で、緑に対する渇望や、生命や自然に近づきたいという人々のニーズを満たすデザインを指します。

それでは、どのようにバイオフィリックデザインを演出できるでしょう?

  • 自然光を取り入れる

免疫力に重要なビタミンDは、太陽光を浴びることで補給されます。
また、十分な日光を浴びると、うつ病の改善にも効果があると言われています。
バイオフィリックデザインでは、人工的な照明よりも自然光に価値を置きます。
現代社会の多くの人々が、家と職場の間を移動しながら、1日のうち80〜90%の時間を室内で過ごすと言われています。
屋外活動が不足している現代人は、自然光を十分に感じることができるインテリアを望んでいます。
最近は、テラスで楽しむホームカフェやホームキャンプが流行していますが、これも不足している屋外活動への欲求が影響していると言えるでしょう。

  • プランツを飾る

バイオフィリックデザインでは、植物が重要な役割を果たします。
植物で壁を飾るプランツウォール(plant wall)が最も一般的なバイオフィリックデザインです。
植物でいっぱいの壁を横に置いているだけで、森の中にいるような安らぎと休息の感情を感じることができます。
プランツウォールやそれに類するハンギングプランツディスプレイは、主にオフィスやレストラン、カフェ、ショッピングモールなどの商業施設のインテリアでよく使用されています。
必ずしもプランツウォールでなくても、ホームインテリアでは、簡単に鉢植えを配置するだけでプランテリアを楽しむことができます。
ここに木材の質感が見える家具や布素材の小物を組み合わせると、より環境に優しいバイオフィリックデザインを演出することができます。

  • 自然のカラーを活用する

自然から見える植物や木、石などの素材をそのままインテリアに取り入れるのが難しい場合は、自然のカラーでバイオフィリックデザインを飾ってみるのはいかがでしょうか?
専門家は、グリーンカラーの壁塗装を最も推奨しています。
特に植物の色に近いオリーブグリーンやディープグリーンなどのグリーンを活用してみてください。
また、ブルーが加わったグリーンも自然で洗練されたバイオフィリックデザインに最適です。

  • 4.自然のパターンとテクスチャを活かす

最後にお勧めするバイオフィリックデザインのヒントは、「自然のパターンとテクスチャ」を活用する方法です。

先に強調したように、バイオフィリックデザインは水、植物、自然光、木材、石材などの自然の素材の活用を重視しています。
木材の質感をそのまま感じることができるウッドウォールや無垢の床、家具などは、最近のトレンドであるナチュラルウッドインテリアとも似たタイプです。
自然の素材を最大限に活用し、加工を最小限に抑えてインテリアに取り入れることで、自分だけの庭園のようなバイオフィリックデザインを演出することができます。

今回のブログでは、バイオフィリックデザインについてご紹介しましたが、バイオフィリックデザインは人間が自然との関係を追求する傾向から始まったと信じられています。涼しい波が打ち寄せる海を見ると、自然と心が穏やかになるような気がしますし、青い森を見ると目が癒されるような感じがします。私たちは自然を通じて多くを感じ、得ることができます。エコフレンドリーなバイオフィリックデザインを通じて、自分と自然がつながる空間を演出してみてください。

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。