未だ残る大阪北部地震の爪痕。屋根の上ではそこらじゅうで作業をしています
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エッグ住まいる工房 工事・施工管理担当
音楽や美術などの芸術が好きで単身日本に留学し、建築の道を志したソウル出身の現場監督。二級建築施工管理技士補を持ち、自分自身が自宅をリノベーションした経験の中で悔いが残ったことから、お客様が同じ思いをしないようにと自らの経験なども記事内で語る。
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みなさんこんばんは
エッグ住まいる工房 竹澤貫です
僕の場合は『このお仕事をしてるから』 なのかもしれません
地震があった6月18日から日を待たず、ほんの次の日のお話です
現在僕が住んでるのは少し高層のマンション
13階建てのマンションに住んでます
地震が起こったその日
エレベーターで閉じ込め事故が発生しました
幸い何事もなく救出され…とはいっても
約1時間に及ぶ閉じ込めののち 外に出ることが叶いました
閉じ込め事故が起こったことそのものについては
仕方のないことだと思ってるんですよ
そんな事故が起こる事を常に想定して暮らす
そんなんできないですからね
でも僕が気になったのはその次の日のお話
「大きな地震が来たから余震に備えよう」
誰もが口を揃えてそう言っていた6月19日
閉じ込めがあったこともあり
僕が住むマンションではその日階段による昇降をする人が
非常に目立ちました
でもそんな中
まるで、本当に何事も起こって無かったかのように
住民の若い方々が2階や3階にエレベーターで上がる姿を目にしました
我ながら余計なお世話やと思いますけどね
でもその時思ったのは「正気か?」ってこと
なんでその程度の予防すらしようとしないん?って
閉じ込められるかもしれない っていう
そんな自主防災すら気に留めてないんかって
トップの写真は今朝オーナーさんの家で打合せをした帰り
そのオーナーさんがお住まいのマンションから見下ろした景色です
未だブルーシートで覆われた屋根が多い北摂地域
「家具が倒れる程度の大地震」
言葉選びは正しくないかもしれませんが
これほど【警告】になる災害なんてそう起こらない
この教訓を生かして
いついかなる災害が来ても最悪の事態が避けられるような
そんな風にみなさんにも意識してもらいたいなって
本気でそう思ってます。