災害対策としてのエネファームについても考えてみる

この記事を書いた人

鳥羽 世喜
鳥羽 世喜
エッグ住まいる工房 工事・施工管理担当
音楽や美術などの芸術が好きで単身日本に留学し、建築の道を志したソウル出身の現場監督。二級建築施工管理技士補を持ち、自分自身が自宅をリノベーションした経験の中で悔いが残ったことから、お客様が同じ思いをしないようにと自らの経験なども記事内で語る。

みなさんこんにちは


いよいよ…というか早くも出してしまいました



暖 房 器 具 解 禁



いやほんとに夜寒いんですもん


そんな自宅マンションのお話から始まりました




エッグ住まいる工房 竹澤貫 です




前々回 ですね


書き綴ったブログの反響が大きく
https://egg-renovation.com/staff_blog/kantakezawa/can-107.html


そのブログでも予告していた通り


今日は【災害時のエネファーム】について考えてみるとしましょう




~おさらい~

point1.太陽光発電システム も 蓄電池 

    どちらも災害対策にはとても効果的である


Point2.太陽光発電システムの災害時発電量の目安

    【冷蔵庫・炊飯器・扇風機・テレビ・ケータイ充電】

     上記家電をほぼ同時に使用できる



     蓄電池(5000W/h)を満充電した場合の発電量の目安

    【冷蔵庫・テレビ・扇風機・ケータイ充電】

    上記家電を3日間使用可能


詳しくは前回ブログをご覧ください

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(ⅰ ⅱは前回ブログ参照)

ⅲ.エネファームと防災

■エネファームというのは

ガスを燃料にした発電機であり

ガスを燃料にした給湯器でもある機械


発電する時に生まれる熱を利用してお湯を沸かすという

ハイブリッド設備がこのエネファーム


【実際の停電時に使用できる電力目安】

使用可能電力:約700W

・扇風機OK     ・テレビOK

・ケータイ充電OK  ・パソコンOK


※メーカーや家電の大きさなどにより


上記リストの中でも仕様できないものもあります


【設置コスト】

・約150万円程度

※現場状況により金額は前後します


【メリット】

・高い設置費用となるが、月々の光熱費ダウンなどが見込めるため

「災害時の対策"も"出来る」という考え方での設置がオススメ

・太陽光発電システムと異なり天候による影響を受けない


【問題点】

・初期コストが大きくかかる

・建物の外部に設置する大型の給湯設備となるため

現場によっては設置が出来ない場合がある

・「電気とガスがどちらも止まった場合」は何もできない

あくまで「ガスが使える状態である」ことが前提となる






【まとめ】

前回ブログから続く「災害時の停電対策設備機器」の中の第三の選択肢


◎天気が良くないと意味がない 太陽光発電システム

 ※ただし日々の光熱費削減という効果有


◎ガスが使えないと意味がない エネファーム

 ※ただし日々の光熱費削減という効果有


◎どんな時でも使える 蓄電池

 ※ただし 完全に災害対策の設備という認識が必要





この中の〇〇が一番いい


その答えを出すのは少し難しい


でも個人的にオススメしたいのは



どれか一つを選ぶんじゃなく


2つを組み合わせるのがとてもオススメ


その内の一つは太陽光発電システム


それにエネファームを足した「ダブル発電の家」


もしくはそれに蓄電池を足した「自給自足の家」




そんなお金あらへんー!




そんな皆さんには太陽光発電システムのみの設置が推奨かと


そう思っております




もっと詳しく聞いてみたいかたは是非お声かけ下さい


きっとお力になれますので^^