こんな土地はNG?買ってはいけない土地3選


茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の関口です。
このコラムでは現在土地探し中の方に役立つ情報をお伝えさせていただきます。

土地選びにはたくさんのリスクが潜んでいる

世の中には不動産業者と呼ばれる「土地屋さん」が居ます。
我々のような工務店やハウスメーカーは「建物屋さん」です。
それぞれで専門分野が違います。
さて、注文住宅を建てるための土地探しを考えると、実は土地屋さんに全てお任せしていると痛い目を見るといったケースもあります。
新築住宅を建てるための土地で絞ると、土地屋さん目線での良い土地と建物屋さん目線での良い土地が異なるケースがあります。
例えば、道路からとの地面の高さの差のある土地。
土地屋さん的には見晴らし
建築に詳しい土地屋さんでないと、いくら掛かってしまうのかまではなかなか把握することが難しいのです。

買ってはいけない土地3選

➀道路や隣地との高低差のある土地
例えば、隣地よりも地面が高くなっている土地の場合、土地屋さん的には見晴らしがよくておすすめだよ!や陽当たりもgoodという説明もあったりします。が、建物屋さん目線でいうと、深基礎など高低差があるがために建築必要な膨らむといった思いがけない費用が必要となります。建築に詳しい土地屋さんでないと、いくら掛かってしまうのかまではなかなか把握することが難しいのが実状です。土地を購入する際には、その土地を買った場合、予算内の総額〇〇万円で収まるから買おう!といったようなしっかりとした資金計画(備え)が肝心です。

➁再建築不可の土地
読んで字のごとく、その土地で新しい建物を建てるのはダメ。という土地です。
具体的には、接道義務を満たしていない土地や建物が建ったことのない市街化調整区域の土地などが該当します。こういった土地は相場よりも販売価格は格安で売られていますので、ネット検索時など「お!掘り出し物かな!?」となりますが、要注意です。
また、敷地内に他人の土地があったというケースもあります。この場合も建てることはできないので注意です。

➂隣地との境界が不明確な土地
土地でよく揉めることと言えば、境界がどこなのかはっきり分からないというケースです。
土地購入時に自分はここまでと思っていた境界線が、隣の人と認識が違ったなんていうことも起こり得ます。そうならないためにも土地購入時には境界ポイントがはっきりした状態で土地を購入されることをおススメします。

土地探しはチーム戦です

さて、今回は買ってはいけない土地3選というテーマでお話させていただきました。
今回ご紹介しきれなかった内容もあります。
皆様には失敗や後悔のない土地探しを実現していただければと思います。
そのためには、信頼できる土地屋さんに加えて、信頼できる建物屋さんも味方につけていただきoneチームで臨んでいただくべきだと思います。


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この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。