共働き子育て世代が選ぶべき土地の条件とは?利便性と安心感を両立する方法
共働きで子育てをしているご家庭にとって、「どこに住むか?」は生活の質そのものに直結します。
仕事と育児の両立が求められる中で、毎日の移動、安全性、利便性というのは、暮らしやすさに大きな影響があります。
ここでは、大阪府内で土地購入を検討する共働き子育て世代に向けて、後悔しないための土地選びのポイントと、効率よく理想の住まいを手に入れる方法を解説します。ぜひ参考にしてみてください。
◎こんな人に読んで欲しい
◆今共働きをしていてマイホームの計画を考えている方
◆これからパートなども含む共働きを考えているご家族
◆共働きではないけど、子育て+仕事+趣味の時間など効率よく時間を使いたい方
1. 忙しい日々を支える「交通アクセスの良さ」
▶通勤と送迎を無理なくこなせるエリアを選ぶ
共働き世帯では、通勤時間が短いことは最大のメリットになります。
多くのお客様は「通勤で片道ドアtoドア1時間以内」と仰ります。
大阪市内や北摂地域が通勤対象になる家庭では、阪急線・JR線沿線に人気が集まる傾向にあります。その分地価が高騰するのも同エリアなので、そのバランスは考えたい所です。
通勤ルートの他に、保育園や学童への送迎がある方は、寄り道せず効率よく回れるルート設計が可能な土地かも見ておきましょう。

▶車移動派は「渋滞しにくい道」や「駅前駐車場の充実度」もチェック
駅近でも、駐車場が少なく送迎しづらい地域もあります。周辺の交通量や信号のタイミング、右折のしやすさなど、実際に運転して確認しておくことをおすすめします。
Check!時間帯によって変わる情報
周辺の車や自転車の交通量や、通行人の情報は、朝の通勤時間帯、日中の通学時間帯、平日と土日、夏と冬などの条件によって大きく変化します。
実際に自分が暮らしていることをより具体的にイメージするためにも、様々な条件の時をチェックするようにしましょう。

https://www.egg-jp.com/tochisagashi/
2. 子育て世代が安心できる「生活インフラと教育環境」
▶小学校・保育園の距離と通学路の安全性
新たに住むエリアがどの学区に該当するかは、子どもの教育に直結します。特に共働き家庭は学童保育の受け入れ状況や、夏休みの預かり体制の整っている自治体かも重要な判断基準です。
また、通学路に大通りや線路がないか、防犯カメラや地域パトロールの有無も確認しておくと安心です。

▶公園や図書館、医療施設の充実度も大切
平日の保育後や週末に気軽に行ける公園が近くにあると、子どもの運動不足も解消しやすくなります。大阪府内では、茨木市・箕面市・高槻市などが子育て支援施設の整備に力を入れており、人気エリアとなっています。
医療機関については、夜間救急のある小児科や、予防接種に対応したクリニックが近隣にあると心強いです。
3. 家事と育児を時短でこなす「生活利便性」
▶スーパーやドラッグストアが徒歩圏内
保育園帰りや仕事終わりにさっと買い物が済ませられる環境は非常に便利です。駅周辺の土地を検討する多くの場合、駅近くにはスーパーなどがありますが、逆の出口側にある場合などもあります。こうした小さな利便性もまた土地選びをする上での採点基準とするのがいいでしょう。
▶郵便局・銀行・クリーニング店なども意外と重要
生活の中で必要なちょっとした用事こそ、近場にあるかどうかで効率が変わります。ただし、こうした施設へのアクセスについての優先順位は基本的にそれほど高くありませんが、自分自身の暮らしのサイクルに照らし合わせるのはとても大切。利用頻度が多いようであれば優先順位が上がりますので、まずは自分たちに必要かを確認しましょう。
また、共働き家庭では「宅配の受け取り」がネックになることもあるため、宅配ボックスの設置も検討したいところです。

4. 将来を見据えた「資産性と安心感」
▶再販時も選ばれるエリアかどうか
土地というのは自分たちだけでなく、その後子々孫々住み継がれていく資産でもあります。
そのため、住み替えや将来の売却も視野に入れておくことはとても大切なこと。同じ条件でも立地によって評価は大きく異なります。
例えば、駅からの距離が多少あっても、小学校や商業施設が整っていれば価値は維持されやすく、反対に利便性が極端に悪い場所では、購入時の価格が安くても資産性が低くなってしまいます。
▶自然災害への強さも確認
大阪府では豪雨による浸水リスクの注意が必要です。自治体のハザードマップを確認し、万一に備えた土地選びを心がけましょう。また、その地域に長く済む方に「これまでに冠水したことがあるか」という前例の有無を聞くのも有効です。
https://www.city.ibaraki.osaka.jp/kikou/soumu/kikikanri/menu/booklet/index.html
5. 心地よいコミュニティと防犯・防災
▶ご近所とのほどよい距離感
新しく引っ越してきた家庭に対して、地域がどのように受け入れてくれるかは住み心地に直結します。歓迎ムードのある地域や、子育てイベント・自治体交流が盛んな場所では、安心して生活を始めやすいです。
▶防犯・防災の観点からの安心感
夜間の街灯設置、登下校見守りボランティアの活動、防犯カメラの有無など、安全対策が整っているかを現地で感じてみてください。自治体によっては防災訓練が定期的に行われているケースもあり、子どもと一緒に参加してみるのもおすすめです。
Check!エッグ住まいる工房の近隣調査
▶ご近所とのほどよい距離感 というのが実はかなり重要。どれだけ気に入ったエリアでも、お隣や裏の家が困った方だと大問題。快適な暮らしは手に入りません。
エッグ住まいる工房では、お客様に土地を提案する時候補の土地の近隣にインターホンを押して挨拶周りをしに行きます。
「この町で暮らしていて困ったことは無いか」
「変わった人は周りに住んでいないか」
「元の土地にはどんな人が住んでいたか」
その街に住む人はとても多くの経験と情報を持っています。
エッグ住まいる工房は、お客様の土地を探すのではなく、土地を買ったあとの暮らしを作るという思いがあるため、住んでから分かった後悔を減らすためにこうした調査を行っています。

6. 自分たちだけで探すのは非効率?土地探しはプロとの連携がカギ!
▶土地は「家を建てる前提」で見るべき
30坪の土地といっても、形状や接道、法的制限によって建てられる家の形は大きく変わります。
素人が見ても「使いやすそうな土地」と「実際に使いやすい土地」は違うため、最初からハウスメーカーや工務店と連携して進めるのが賢明です。
▶非公開情報へのアクセスとスピード感
良質な土地ほど一般に出る前に売れてしまうのが現実。建築業者が持っている非公開物件や、業者間ネットワークによる優先情報を活用することで、より有利に土地探しを進められます。
また、設計士が同行することで「ここに駐車場を作れる」「リビングを日当たり良く配置できる」といった視点で土地を評価できるため、あとから後悔するリスクを減らすことができます。
まとめ:共働き子育て世代の土地探しは「安心・効率・将来性」の三本柱
大阪府で土地探しを始める共働き子育て世帯にとって、交通アクセス、生活利便性、安全性は譲れないポイントです。とはいえ、自分たちだけで理想の土地にたどり着くのは難しい時代です。
だからこそ、住宅のプロであるハウスメーカーや工務店と連携し、「住まいづくり」と「土地探し」を並行して進めることが、失敗しない近道となります。
忙しい日々の中でも安心して将来設計を描くために、まずは建築の専門家に相談し、自分たちに合ったエリアや土地条件を一緒に考えてもらいましょう。
土地探しのご相談はこちらへ「土地探しの相談がしたい」と入力の上お問合せください。
また、4月26日には土地探しで気を付けなければならないことをお話するセミナーを開催します。
お時間の合う方は是非いらしてください。
この記事を書いた人

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エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。
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