ヒートショックを起こさないために ずっと健康に暮らせる住まいとは

自然素材の注文住宅を建てる茨木市の工務店、エッグ住まいる工房の関口です。
今回はヒートショックを起こさない住まいについてお話させていただきます。
ヒートショックを起こさないための住まいづくり
ヒートショックとは何かという点からお話します。
ヒートショックとは急激な温度差による血圧の変化に伴い、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす非常に危険な健康障害です。結果、最悪の場合死に至るケースもあります。
住まいで最も事故の多い場所はやはり「お風呂」です。
毎年交通事故の約2倍の人がこのヒートショックで亡くなられているという現状です。
ちなみに、若い人でも起こり得ます。
温かい部屋から寒い廊下に出たりすると血圧は誰しも上昇します。
若いからと言って無関係というわけにはいきません。
住まいのヒートショック対策の方法
さて、そんなヒートショックを起こさないために、住まいにできることは何でしょうか。
例えばこれから住まいづくりをするよという方には、
・全館空調を採用して家中どの部屋も温度差を少なくする
・エアコン暖房の風の流れを意識した間取り計画
・寒くなりそうな部屋にはヒーター用のコンセントを計画する
また、素材自体の力を活かして断熱効果の高い杉や松など針葉樹の無垢材床を採用するのも床冷えを防ぐので良い選択かと思います。
ちなみに断熱性能や気密性能と呼ばれる住宅性能が高い住宅であれば、同じように住まいを暖めようとした場合、一度暖めれば室温が下がりにくい・少ない暖房エネルギーで暖まる等暖房に掛かる費用が少なくて済むメリットがあります。
ずっと健康で暮らすために
どんな住まいで暮らすかは人の健康に大きく影響を及ぼします。
例えば、室内の温度差が激しい・冬は毎朝結露してカビが生える・静音性が低く外部からの音が気になる・・等々の住宅環境で何十年と暮らしていくのは、住まう家族にとって身体的健康にも精神的健康にも良くありません。
反対に、そういった点に配慮された住宅というのは健康的に暮らしていくために大きく役立ってくれると思います。
住まいと健康に関する記事はこちらもご覧ください。
この記事を書いた人

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エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。
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