自然素材の住まいのメリットとは?

皆様こんにちは。
自然素材の注文住宅を建てる茨木市の工務店、エッグ住まいる工房の関口です。
今回のコラムでは自然素材の住まいについてお話しようと思います。
自然素材の住まいに住むメリットとは?
ひと口で自然素材言えど部分部分で見ると様々なものがあります。
例えば、自然素材の外壁材そとん壁、同じく自然素材の断熱材セルロースファイバーなど。
ひとつひとつの素材の特徴については、過去のコラム(下部のリンク参照)をご覧いただけましたらと思います。
自然素材の住まいに住むことで得られる良さ
さて、ここからはメリットお話です。
大きく3つあります。
➀健康的に暮らすことができる
自然素材と呼ばれるだけあって体にもやさしい素材です。
例えば、室内の壁材で考えてみます。自然素材ではなく一般的に使用されることの多いものはビニールクロスと呼ばれる工業製品です。接着剤で張って施工していきます。ひと昔前まではこの接着剤から揮発する化学物質の影響で住まう人にとってシックハウス症候群のリスク高まることが社会問題となっていました。
一方、本漆喰の塗り壁。消石灰から成るものでスサや海藻のりなど天然のものを用いて施工されますのでビニールクロスと比べてシックハウスのリスクは限りなく減らすことが可能なため、住む人にとって健康な暮らしを叶えてくれます。ただし、実際の住宅で考えた時にはキッチンの面材や家具などにも接着材は使用されているので100%無くす、というよりは出来るだけ使用量を減らすといったイメージをお持ちいただければよいかと思います。
➁高い素材の質感
自然素材にはその素材でしか出せない質感というものがあります。
例えば床材。自然素材の無垢床には木の本来の肌ざわり良さやあたたかみ、香りといった本物ならではの特徴を持っています。一方で、一般的に使用されることの多い合板の床は印刷技術の向上で見た目は木に限りなく近いシートが貼られていますが傷が付けば剥がれてしまいますし、なにより肌ざわりや木の香りは本物には敵いません。
➂メンテナンス性に優れている
自然素材は長持ちします。
例えば外壁材。よく戸建て住宅は外壁や屋根にメンテナンスコストが必要になると言います。新築住宅に住み始めてからのお財布事情に大きく関わってくる項目なので、どんな素材を選ぶかはかなり重要です。
自然素材の外壁であるそとん壁を選択すると、基本的には外壁材でありがちな塗装のし直しや外壁の張り直しといったメンテナンスが必要ないため大きくメンテナンスコストを削減することに繋がります。
そんなメリットのある自然素材たちですが、反面デメリットもあります。
実際に採用されるかどうかはきちんと検討した上で選んでいただくようにしてください。
この記事を書いた人

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エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。
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