健康な暮らしを叶えるために 住まいの素材えらび

「自然素材の家」


茨木市にある自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の関口です。
今回は健康をテーマに、素材えらびのお話をさせて頂きます。

健康な暮らしを実現できる住まいとは

健康な暮らしを叶えられる住まいには ➀住宅性能 ➁素材えらび が大切です。
ここでは➁の素材えらび についてお話します。
(住宅性能について気になる方は下部にあるリンクからご覧ください。)

さて、人が健康的に暮らすことのできる住まい(家)とは、具体的にどんなもなのかを挙げてみたいと思います。

・空気環境が綺麗な家
・温度が適正に保ちやすい家
・湿度が適正に保ちやすい家

と、このようなイメージでしょうか。

健康な住まいの素材えらびについて

上記で挙げた三点を叶えられる住まいの素材をお話します。

まず、室内の空気環境を綺麗にするためには、室内の接着剤や塗料に含まれているホルムアルデヒド
の量を減らすことが有効です。
例えば、室内壁や天井の仕上げを接着材を使用するビニールクロスから自然素材の漆喰にすることで空気環境はより綺麗になります。
また、新築住宅のシロアリ対策に使われる駆除剤(揮発性有機化合物)も空気環境を汚染するひとつの要因となり得ます。防蟻処理の際、例えば自然素材のホウ酸を選択することでそのリスクを回避することができます。

次に湿度です。
室内壁・天井に調湿効果を持つ素材(漆喰など)を選択し、同時に生きた木の調湿効果をもつ無垢材のフローリングを選択することで湿度コントロールがしやすい室内環境にすることが可能です。
とはいえ、素材自体の溜め込める湿気の量には限界がありますので、対策としては取り込んだ湿気を外へ放出できるように透湿性のある壁構成にするなどの工夫が必要です。

最後に湿度です。
素材の力でとなると、やはり杉や松などの針葉樹の無垢床を選択することが有効かと思います。
(針葉樹の床は空気層を含んでいるため、寒い冬場でも冷たくなりにくいという特徴を持っています。)昔から冷えは万病のもとと言われていたり、ヒートショックのような事故を防ぐ意味でも温度環境に対する意識は持って置きたいところですね。

さて、今回は健康住宅を素材えらびの視点からお話させていただきました。
素材えらびと同じく、健康的な暮らしを実現するために必要な住宅性能に関して詳しく知りたい!という方はこちらの記事もご覧ください▼





この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。