収納スペースと動線確保の注意点。間取りを考える時の落とし穴。
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1.間取りで考える収納スペースの話
間取りを決める時に考えることはとても多く、中でも収納スペースをどのように作るか?というテーマは多くのお客様が悩まれるキーワード。
今日はこの収納スペースの作り方や、動線をどのように確保するかについて、見落としがちな注意点と合わせてご説明していきます。
みなさんこんばんは
茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店
エッグ住まいる工房 竹澤貫 です
2.収納スペースの実際の広さと数字のトリックに注意
収納スペースにもいくつかの種類があり、玄関に作るシューズクローゼットや、居室に作る衣類のクローゼット、リビングの一角に作る飾り棚や、食料品などのストックをしまうパントリーなど様々です。
そこで注意が必要なのが「帖数だけで広さを判断しないこと」です。
少し例を出しましょう。
2帖のクローゼットと、2帖のウォークインクローゼット。どちらも同じ2帖の空間。

ですが、実際に使う時のことを考えてみましょう。するとこうなります。

ウォークインスタイルの収納庫を作ると、そこに必要になるのが人が通るスペースの確保。
そのスペースに物を置くと通れなくなってしまうため、通路分は実際の収納面積から削られることになるわけです。
「だからウォークインはやめましょう」という話ではありません。
ウォークインスタイルにすると、収納の中が一望できる点や、扉の開閉の手間が減る点など、それ自体のメリットも数多くあります。
ただし、収納量が減るというデメリットもあることを踏まえておく必要があるわけですね。
3.ウォークスルークローゼット。洗面所や脱衣所と繋げる動線。
収納スペースの動線についてもう一つご紹介。
それがウォークスルークローゼットという通り抜けることのできる収納スペースのお話です。
この収納動線がよく採用されるのは玄関。シューズクローゼット。
「玄関から玄関ホールに上がるのは来客にして、家族はシューズクローゼット側から上がるように間取りを作ることで、玄関が常に綺麗になる」というシロモノ

この動線の収納を総称して「ウォークスルークローゼット」と呼びます。
ただし、こちらについては先の話に合った通り、重要になるのが「実際に必要な収納量がきちんと確保されているか?」ということ。ウォークインクローゼットよりも更に人が通るスペースが大きくなるため、より有効収納面積は小さくなります。
本当に必要な面積、収納量を満たしているか?は考えながら検討したいところです。

4.動線の便利さと収納量と費用を全て見比べる
収納の量と動線の考え方についてのお話はいかがでしたか。
こんな説明をしましたが、皆さんにとって考えることは結構シンプル。
①ウォークイン・ウォークスルーの収納にしたいかどうか
⇒しない⇒壁面収納
⇒したい⇒②
②ウォークイン・ウォークスルーにした上で必要な広さを把握する
⇒収納する物少ない⇒ウォークイン・ウォークスルーで間取りを考えてみる
⇒収納する物多い⇒③
③広さ+ウォークイン・ウォークスルーの確保が必要な場合、単純に家の面積が大きくなるため、予算に収められるかどうかを考える
⇒予算におさまりそう⇒ウォークイン・ウォークスルーで間取りを考えてみる
⇒予算オーバーしそう⇒もう一度①から考えてみる
おおまかにはこんな流れです。
何のためにウォークイン・ウォークスルーにしたいのか?も、実際に自分が暮らすことを想像しながら考えるのはとても大事です。
5.ウォークスルークローゼットの家を見に行く
玄関から2WAYに動線が分かれていて
A.玄関⇔リビング
B.玄関⇔シューズクローゼット⇔ウォークスルークローゼット⇔洗面室⇔リビング
の2通り動線で建てた家が今見れます。予約制ですが。
元々予定していた完成見学会は終わりましたが、好評につき1週延長することになりました。
延長することを決めたばかりなので、まだご予約空きがございます。
是非今日のお話の実物を確認しにいらしてください。
この記事を書いた人

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エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。
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