小上がりダイニングで家族の目線が揃う2階リビングの家

  • 茨木市
  • 93.84㎡㎡

ソリッドでモダンな黒の外観の中に天井と玄関ドアで木の柔らかさを持たせたお住まい。カッコいい外観とは裏腹に、室内は柔らかく暖かいナチュラルなデザインで統一されたこちらのお住まいは、エッグ住まいる工房の設計士が助言をしながらほぼ奥様がデザインについて検討されました。

南側に建物が建つ立地条件を考えて、明るいリビングにするために採用された2階リビングと勾配天井。アーチ壁(アール垂れ壁)や、随所に作られた造作の飾り棚からも、奥様の細かなこだわりが感じられる仕上がりに。

中でも特徴的なのがダイニングに作られた小上がりのタタミスペース。

これは家族が食事、勉強、ごろりと転がるなどのライフワークを気取らずのんびり過ごすために作られたとても大切な空間です。タタミダイニングを中心に、家族のだんらんが生まれる。そんなお住まいができました。

モダンデザインを中心にした外観

モダンな黒で仕上げた外観は、カッコいい見た目であることと合わせて汚れが目立ちにくいというとても大きなメリットがあります。

アクセントで軒天と玄関に採用された木目

主張し過ぎないウォルナット色でアクセントに採用した軒天と玄関の木目は、真っ黒な外観だけでは少し威圧感がある中、この木目で少し柔らかさや温かみを演出してくれています。

ゆったりと作られたホールの小さなこだわり

玄関を開けると広がるのは、圧迫感の無いよう視線が抜けるよう作られたゆったりめのホール空間。使いやすさとデザイン性でナナメに作られた玄関框、帰宅後すぐに手を洗うことのできる水栓ボウルとライティング、クローゼットのアーチ壁。カッコいい外観とはうってかわって、毎日の憩いのために柔らかく優しいデザインが広がります。

勾配天井で広がる2階リビング

空間の広がりと部屋の明るさの2つを得るために採用された勾配天井は、17畳という表示上の畳数以上の空間のゆとりを生みます。また、天井を勾配天井にすることで空間に生まれた遊び心は、夜になると間接照明でライトアップされ、演出にも一役かってくれます。

優しく入り込む自然の光。光を受ける自然の素材。

2階リビングの空間には自然素材の漆喰壁、無垢床を採用。長持ちや調湿性、アレルギー対策など、自然素材には多くのメリットがありますが、この写真のように言葉にすることがとても難しい目で見て、肌で触れて、空気を感じることでわかる美しさがあります。

小上がりタタミダイニング

ダイニングには一般的によく使われるダイニングテーブル+ダイニングチェアというレイアウトでなく、ダイニングチェア2脚分はタタミコーナーにしたタタミダイニングという一風変わった間取りになっています。

堀コタツ式にもなっているタタミコーナー

タタミダイニングとして作られた小上がりのタタミコーナーは、その一角に掘りごたつ式のカウンターを設置。子ども達の勉強や、ご家族の趣味のスペースとして使われるなど、このタタミコーナーは家のだんらんの中心になる大切な空間になっています。

LDKを一望できる対面キッチン

ゆったりとしたリビング、家族がくつろぐダイニング。その全てが、キッチンでお仕事をする人が見られるようになっています。料理をしながら、洗い物をしながら、家族みんなの顔が見られる。そんな間取りになっています。