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木の雰囲気の家。ナチュラルデザインの家の作り方

ナチュラルデザイン 木の雰囲気の家を作る

「木の雰囲気の家が好き」

エッグ住まいる工房にお問い合わせ下さるお客様の中で、とても多くの方が新しい家への理想のイメージにこのキーワードを出されます。

これまでに僕たちが作らせて頂いたお住まいは、ほぼ全ての家で床に無垢の木を採用しています。棚やカウンターにも本物の木を使うことが多く、自然とこの「木の雰囲気」というのが出やすくなっています。しかし、大切なのはこの木をどのぐらい使うのかということ。そのボリューム感で家の雰囲気はガラリと変わります。
そんな「ナチュラル」な家について今日はご説明。ナチュラルにも色んなデザインがあるため、段階的に説明してみようと思います。どうぞお付き合いください。

本日お送りいたします。茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店
エッグ住まいる工房 竹澤貫 と申します。

家のデザインテイストの種類

家のデザインの話をするとき、多くの場合その家のデザインテイストに当てはめた名称で呼びます。
ナチュラル、モダン、アンティーク、北欧、インダストリアル、ラグジュアリーなどなど
今日ここではこの <ナチュラルデザイン> に注目してお話していきますが、そもそもこのナチュラルってどうなってたらナチュラルなの?という話に先に触れておきます。

▶木の雰囲気を出す。木目がたくさん見えること

まずは見た目に木がたくさん見えていること。これがナチュラルデザインの大前提です。これは本物の木が使われているかどうかは重要ではありません。木目がプリントされたシートや壁紙なども、このナチュラルデザインを作りやすいパーツのひとつです。あくまでデザインだけの話なのでね。

▶その木の色が明るい木の色であること

木の木目がたくさん見えたとしても、その木目が「白く塗装された木」や「もともとこげ茶ぐらいに色の濃い木目」などを採用した場合、あまり一般的に言われる「ナチュラルテイスト」には当てはまらないことが多いです。よく使われる色の名前でいうと、「ナチュラル」「クリア」「ライト〇〇」というものが多いです。

▶アクセントカラーに濃い色を多用していないこと

天井に濃いグレーのアクセントクロス。壁に黒のアクセントウォール。これらのような「かっこいい系」のデザインのアクセントを多用すると、別の「インダストリアル」などのテイストになる場合があります。あくまで「主役は木目」というデザインがナチュラルと呼ばれるポイントです。

ナチュラルテイストのナチュラル度

そんなナチュラルテイストの家。そこで木目をどのぐらい多用するかによって家の雰囲気はかなり変わります。
ナチュラルテイストがお好きな場合も「これぐらいのナチュラル度がいい」ということまで理解しておくと、打合せがスムーズになるので参考にしてみてください。

▶軽く木を使う 木の雰囲気★☆☆

①木の床を採用する
②カウンターや棚に木を使う
③それ以外のアイテムであまり色を増やさないようにする⇐これ大事

とても上品な仕上がりになるナチュラルの使い方。観葉植物のグリーンなどが入るとより映える。
「木の雰囲気はとても好きだけどあまり多いとうるさい印象がある」という場合に選ばれます。

▶結構木を使う 木の雰囲気★★☆

①木の床を採用する
②カウンターや棚に木を使う
③ドアや笠木のようなアイテムにも木を使う
④それ以外のアイテムであまり色を増やさないようにする

多くの方が一目見て「これはナチュラルテイストだな」と分かるレベル。特にドアに木目が入ると面積が大きいためかなりナチュラル要素が増します。

▶かなり木を使う 木の雰囲気★★★

①木の床を採用する
②カウンターや棚に木を使う
③ドアや笠木のようなアイテムにも木を使う
④巾木や窓枠などにも木を使う
⑤天井にも木を使いサンドイッチする
⑥それ以外のアイテムで色を増やせる場所がなくなる

「めっちゃ木や」と大半の方が同じ感想を持つほどにめっちゃ木。
参考写真でもまだちょっと足りないかもしれません
こだわりの強い方はキッチンにも木を使ったものを採用する場合なども
木の面材のキッチン:woodone スイージー

好みのデザインを探す

住まいづくりをする最初期にするのがこの「新しい家ってどんな雰囲気にしようかな」という家族会議。
「デザインの好みを探そう!」
それが実はちょっと難しい。
その理由が、「この写真の雰囲気が好き!」というものに出会っても、その写真と似たようなテイストを検索したくてもその検索キーワードが分からない場合が多いから。
今回はナチュラルテイストにのみ絞りましたが、今後またいろんなバリエーションの話もできるといいなと思っているので、良かったらブックマークなどをして保存しておいてください。きっといざという時見返して参考にして頂けると思います。

この記事を書いた人   

竹澤 貫 TAKEZAWA KAN
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。