【一人暮らしで気づいた騒音問題と建築における防音の重要性】茨木市/自然素材/リノベーション/工務店/エッグ住まいる工房

茨木市で自然素材のリノベーションを手掛ける工務店 エッグ住まいる工房の鳥羽です。

最近は朝晩がすっかり涼しくなり、夏の終わりを感じる季節になりましたね。秋もすぐそこまで来ているようです。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私は以前、京都の宇治から大阪まで通勤しており、往復で3〜4時間を車の中で過ごしていました。しかし、今年の春、夫と話し合いを重ね、大きな決断をして一人暮らしを始めることにしました。

「大阪から京都までの通勤なら何とかなるんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私はその通勤時間を使って資格取得や趣味に時間を費やしたいと考え、一人暮らしを始めたんです。現在はこの決断にとても満足しています!

ただ、実家の一戸建てからワンルームマンションへの引っ越しは、生活面で多くの違いを感じました。特に大きく違うのは「騒音」です。実家は住宅同士の間隔も広く、内窓や断熱材がしっかりしていて、隣の家の生活音が気になることはほとんどありませんでした。それに、夫婦二人で住んでいたので、上階からの物音にも悩むことはなかったんです。

ところが、ワンルームでの一人暮らしを始めてから、騒音が一番の悩みになりました。隣の部屋のトイレの音や、上階から聞こえる足音、さらには「隣の人が今帰ってきたな」とわかるほど生活音がはっきりと聞こえるんです。それ以来、私自身も音に敏感になり、生活音に気をつけるようになりました。楽器の練習はもちろんだめ、音楽を聴く際もイヤホンを使うなど、かなり神経を使っています。

建築の仕事に携わるようになってから、この「音」に関する問題が非常に重要だと改めて実感しました。騒音対策は、現代の住宅設計において欠かせない要素の一つです。特に集合住宅では、防音性がしっかりしているかどうかで住み心地が大きく変わります。例えば、壁や床に防音材を使用したり、内窓を採用することで、外部からの騒音だけでなく、室内での音の響きを軽減することができます。

また、防音性能が高い建物は、騒音トラブルを未然に防ぐだけでなく、住民に快適な生活環境を提供することができます。ワンルームマンションやアパートなど、特に狭い空間での生活では、こうした「音に対する配慮」がとても重要です。

私自身の体験を通じて、音に配慮した住宅の設計の大切さをより一層感じています。これから家を建てる方や、引っ越しを検討している方には、ぜひ防音性能にも注目していただきたいです。より快適で静かな暮らしを手に入れるためには、音の問題を軽視せず、建築の段階からしっかりと対策を講じることが重要だと思います。

今後も、こうした生活の中で感じたことを活かし、より快適な住まいづくりに役立てていきたいです。皆さんも、音に対する意識を高めて、住まいを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

今日もブログを読んで頂きありがとうございます。

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。