図面保管の大切さ|将来のために図面はしっかり残しておきましょう
茨木市でリノベーションを手がけるエッグ住まいる工房です。リフォーム・リノベーションをお考えの方、今お住まいの家の図面は残っているでしょうか。実は図面が残っているか残っていないかで、お客様の苦労も変わる。今回はそんな図面の話題です。
親御さんから受け継いだ日本家屋に図面があった
あるお客様のお話です。日本家屋のリノベーションのご相談がありました。そのお住まいは日本家屋。言葉を聞くだけでも築年数の深みを感じます。昔の家であればあるほど、建築的な構造がわかるような図面はないのですが、こちらのお客様のお住まいは違いました。
以前にリフォーム工事を行ったことがあるそうで、その際に手がけた住宅会社さんが、とてもしっかりとした図面を用意してくださっていました。それを大切に保管されていたわけです。図面というのは間取り図だけではなく、どの部分に何を使用しているのかわかる仕様書、仕上表というものも含みます。
これらがしっかり残してあると、以前使った材料がまだ存在していれば違和感なく仕上げることができたり、仕入れがスムースにできたりと良いことしかありません。
「図面が残っていない時はどうしたらいいの」
しかし、ほとんどの場合、私たちが望むような図面が残っていることの方が少ないように感じます。間取り図だけでもあれば嬉しいのですが、間取り図と実際の住まいが違う、ということも多々あります。
そんな時はどうしたらいいのか。ご安心ください。エッグ住まいる工房では現場調査の際、ご計画内容によっては既存図面や建物の具合を記録として作成いたします。手間と費用がかかる場合もあるのですが、作成しておくことをオススメいたします。
将来の財産、資産価値を高める
図面や記録書があると、代替わりしたり、数十年後にまたリフォームする、などという際に間違いなく工事に役立ちます。また、住まいの不具合の箇所や予想なども記録しておけるので、メンテナンスも適正に行えます。
時すでに遅しで、多額の費用が必要になる前に、少額でメンテナンスをしておいた方が経済的にも安心です。必要のない工事を勧めたりなどの営業は当社では行いません。将来に不安や心配があるお客様は、住まいの記録についてお気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた人
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エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。
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