【リフォームやリノベーションで気を付けるべきこと】茨木市/自然素材/リノベーション/エッグ住まいる工房

茨木市でリノベーションを手がけるエッグ住まいる工房です。 

マンションのリフォームやリノベーションの際に、ほとんどのお客様が勘違いしてしまう現象があります。それは水平垂直です。住んでいる家の床や壁が水平垂直だと「思い込んで」しまっていることが多いのです。

◼︎マンションのフローリングのやり替えの時に困ること

 例えば、畳の部屋をフローリングにしたい、というお客様にとっては簡単なご要望があるとします。しかし施工の立場で言うと、畳をめくった下地はまず100%水平ではありません。工事費用をできるだけ安く抑えようとすると、左官工事で凸凹を慣らし「直貼り」というスラブコンクリートに直接貼るフローリングを使うことになります。この際まず床は水平には仕上がりません。床が水平ではない場合、引き戸の扉を新しくつけたりするとちゃんと閉まらなかったり重たくなったりします。

◼︎その壁、垂直だと思いますか

 壁も垂直だと思いがちですが、外壁や隣家と接している壁は垂直ではないことが多いです。この壁が垂直ではないせいで、他の壁とのバランスが悪くなり「せっかく綺麗にしたのに歪んで見える。どういうこと」ということも起こります。

 下地を全てやり変える場合はほぼ大丈夫なのですが、既存の下地を利用する場合は要注意。工事の際、ちゃんと説明してくれる住宅会社なら良いのですが、業界ではこれが「当たり前」と考える工事業者もあるので、お客様にもぜひ勉強しておいてほしい知識ですね。

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。