【木の面白さ】茨木市/注文住宅/自然素材/工務店/エッグ住まいる工房
茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店、エッグ住まいる工房の鳥羽世喜です。
とばせひ と読みます。
これまではエッグタイムスでだけお会いしていましたが、初めてブログを書くので少し新鮮な気持ちです。
少しだけ自己紹介をさせて頂きます。
私は建築の専門学校を卒業して、現在は現場監督として勤めています。
幼い頃は音楽と美術が好きで、ミュージシャンや芸術家になることを夢見ていましたが、いつからか建築デザインに興味を持ち、建築の楽しさ・美しさを知るようになり、建築の道を歩むこととなりました。
今も休日は音楽の練習をしたり、ライブカフェ等に行っています。
数日前、家でギターを手入れしながら思い出した話をします。
ギターはどんな木で作られているのか。
木で作られているので、こまめに手入れをしなければならず、手入れの仕方によって演奏した時の音が変わります。
フィンガーボードにオイルを塗ると少し柔らかさのある音になって、手入れを怠るとフィンガーボードが乾いたりネックが反ってしまったりします。しかし乾いたその音も、他の楽器の音と合わさり、これもまた一つの音楽作品になると私は思います。
これに似た様なことが家のとあるところにも発生します。
無垢フロアです。
フロアもどのように手入れをするか、どの様な木を使うかによって、全く違う雰囲気を演出します。
手入れをしていないフロアも、私は魅力的だと思います。
オイル塗布から月日が経って自分達と一緒に年を取るにつれて、オイルの光沢感は無くなっても、クラシックな木の高級感と生活で生じた傷に味があり、唯一無二の空間演出となります。
また定期的にオイルを塗り傷と汚れを軽くメンテすると、新居時と変わらず美しい印象を与えます。
私たちと共に家づくりをする大工さんは木についてとてもよく知っていて、木は生きていて木によって見た目や性質が違うと教わりました。
家を一軒建てる際に使う木の種類はとても多く、その木の性質によって、どこに使うのか・どうやって活用するのかと、
現場ではいつも話し合っています。
高々一つの材料に過ぎないのにそこまで拘るなんて、なんだか面白いなと思います。
皆様もお時間がある際に、建築中の現場にも是非一度遊びに来て下さい。
素敵な大工さんの技術と木の物語を現場で感じてみてほしいです。
ちなみに今工事中の大工さんは、木材を買ってなんとギターを作ったことがあるとか・・・
それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。
また次回ブログもしくは、現場見学にてお会いしましょう(´꒳`)
この記事を書いた人
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エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。
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