茨木市 辨天宗花火大会のボランティア参加

茨木市および近郊にお住まいのみなさん
昨晩は空を見上げられましたか
ひょっとしたら滋賀の空を見上げた方もいるかもしれんですね

エッグ住まいる工房竹澤貫です

8月8日茨木市では毎年恒例の行事として
【茨木辨天花火大会】という催しが開催されています
それも今年で第68回
歴史が長いこと長いこと 見事なもんです

今年はコロナによる中止を余儀なくされてきた時を明け
4年ぶりの開催となりました

そんな茨木辨天花火大会

実はもう2019年の花火を最後になくなるかもしれなかったんです




茨木辨天花火大会が開催される場所を皆さんご存じでしょうか
そう。茨木市

の山の上。です

他の各地で行われる花火大会を思い浮かべてみてください
天神祭花火大会
琵琶湖花火大会
宇治川花火大会
東京の方やと隅田川花火大会とかでしょうか

めちゃくちゃ当たり前ですが、花火大会を行うにあたって
『消防の許可』が必要なわけで
その許可をクリアするのに
「川から上げます」「なんかあったら川の水使います」「琵琶湖の水使います」
は大きな材料なわけです


が、


辨天花火大会めちゃくちゃ山なんです。川とかない
あかんやん となりました

そんな中許可を貰う方法として、遥か昔にこの花火大会を運営していた方は言いました

花火師「山の中にバケツ持った人を山ほど配置して絶対燃えないようにします」
消防員「それならええで」

かくして、この辨天花火大会は連綿と歴史を紡ぐこととなりました


そうしてつながった花火大会が
今年できないかもってなってたんですよ

理由は単純

実行委員会の高齢化、人員不足が目立ってきて
「バケツ持って走り回れる人おらんなったから」

ここで僕が今年から所属することになった青年会議所という団体に
白羽の矢が立ちまして
花火大会の雑用お手伝いスタッフがボランティアでわんさかかけつけました


それにより、めでたく打ち上がった昨晩の花火

この話を知ってたオーナーさんやスタッフからは
「下で走り回ってるんやろな思いながら花火見てました笑」と言われ
まさにその通り

かくいう僕自身は森の中にいたもんやから
響く爆音と木の隙間から見える火の破片と落ちる火の粉を
こってり1時間味わいました

自分の手でこの花火を繋ぐことができたんやなぁと思うと感動しましたね
見てないですけど

来年もきっと人手は不足するから
駆けつけることになって毎年「8月8日はボランティア」になるなと
そんな毎年の恒例行事があるのも悪くないなと思った一日でした

今年ご覧になってない方はまた来年この花火を良かったら見に来てください
そして、その足元にあいつおるんやろなと
ちょっとした笑い話にでもしてくれたら嬉しいな思ってます

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。