水回りの床材を選ぶとき

ブログをご覧いただいている皆様こんばんは。

エッグ住まいる工房の関口です。

今回は床材のお話をしようと思います。

床と言えば、LDKや居室などには主にフローリングを採用されることかと思います。

(エッグの場合ですと無垢材のフローリングをご採用いただくことが多いです)


★無垢材のメリット・デメリット

〇調湿効果がある

  湿度の高い日に素足で歩いてもペタペタしない

〇長持ち

  床材の張り替えが不要、メンテナンスも容易

△イニシャルコストアップ

  施工により手間が必要となるためコスト高

△キズがつく

  特に柔らかい針葉樹の場合にはキズが付きやすい点にご注意 

などなど


で、お打ち合わせの中でどうしようか少し迷うことがあるのが水回りの床材です。


例えば、最近ご要望として多い洗面室・脱衣室が独立している間取りの場合の洗面室の床材は、上記に挙げたような無垢材が水気を吸い込んでしまうデメリットをカバーするためにフロアタイルのような水を吸わない樹脂製の床材を採用することもあります。

★ここでフローリングを採用した場合

〇床が同じ素材でひと繋がりになるため、視覚的により広く見える効果が

△水シミの跡が気になるかも(特に小さなお子さんがいる場合等)


★ちなみに、フロアタイルを採用した場合

〇床にこぼれた水を気にしなくて済む

△異なる床材で分断されるためフローリングと比較すると広がりは感じにくい

などなど


洗面室の「床」のお話だけでもそこで暮らすご家族によっていろいろな選択肢があります。


打ち合わせは注文住宅の醍醐味ですね^^

この記事を書いた人

竹澤 貫
竹澤 貫
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。