子ども部屋の将来間仕切りのメリットとデメリットについて解説
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子ども部屋の間取りどうするか
注文住宅でマイホームを建てる時、家族構成によりますが多くの場合子ども部屋をどうするかについて家族で話し合いが生まれます。
何帖必要か?
何部屋いるか?
収納はどうするか?
そんな話し合いの延長線上にあるのが、この子ども部屋将来間仕切りというテーマです。
今日はその将来間仕切りについて、使い勝手や注意点などまとめました。是非参考にしてみてください。
みなさん初めまして。本日ご説明させて頂きます。
茨木市で自然素材の注文住宅を建てる工務店 エッグ住まいる工房竹澤貫と申します。
将来間仕切りって何?
将来間仕切りというのはコトバを分解するととてもシンプルで
部屋を「将来」子供が大きくなったら2部屋に分割する「間仕切り」を入れる設計方法のこと。昔はあまり重視されていなかったことですが、近年家の間取りを考える際に「可変性」というキーワードがとても重要視されるようになりました。それは、家族構成や暮らし方が長い目で見ていくと変わることから、生活スタイルの変化に合わせて建物をリフォームして長く使い勝手のいい家にするという考えから生まれたものです。
子ども部屋の事前間仕切りと将来間仕切りの例
子ども部屋が2部屋欲しい場合に考えることになる次のことについて少し掘り下げてみましょう。
➀独立した2つの子ども部屋を計画するパターン
例 4.5帖の子ども部屋を2部屋作る
➁将来間仕切りのパターン
例 新築時は9帖の部屋を作っておいて、将来的に真ん中に間仕切りを設けることで4.5帖ずつ使えるようにしておく
上の画像は➁のパターンの例です。
(将来真ん中で仕切りを設けて部屋を2つに区切るイメージで、扉とクローゼットを2カ所ずつ用意してあります)
さて、ここからは➀と➁それぞれの特徴について考えてみます。
子ども部屋の事前間仕切りと将来間仕切りの例
➀独立した2部屋
〇プライバシーを確保しやすい
例 子どもたちの性別が異なる場合などはより重宝する
△将来的な使い勝手に困る可能性がある
例 4.5帖が2部屋の場合、将来的に細かく仕切られた2部屋をどう使うのか、検討が必要
➁将来間仕切り
〇間取りを生活スタイルに合わせられる
例 新築時には家族みんなの寝室として広く使う。子ども部屋が必要になるころには扉などで間仕切り。子どもが巣立って帰省で帰ってくる際に大きな1室として利用してもらえる
△間仕切る物によってはプライバシーの確保が難しい
例 移動式の収納棚や扉などで仕切る場合はすき間が生まれるため音や声が漏れやすい
家族によって変わる将来間仕切りの正解
以上、簡単にまとめてみました。
ご家族ごとに家族構成や状況が異なるので、正解はありません。
ちなみに、私個人的には➁が好きです。よく「可変性」などと言ったりしますが、何十年も暮らす家なので、その時々の家族の状況や生活スタイルに合わせて間取りを変えられるところに魅力を感じるからです。注文住宅を計画する場合には、将来のことも視野に入れて計画ができる点も注文住宅ならではの良さかと思います。
この記事を書いた人
竹澤 貫 TAKEZAWA KAN
エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。
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エッグ住まいる工房 取締役副社長/営業・広報担当
大手ハウスメーカー、中規模ビルダーの営業経験を経て、エッグ住まいる工房で「笑顔を作る住まいづくり」についてお客様に発信をし続けている。
パソコン・Web関係に強く、Instagramの公式アカウントでは毎週金曜日に失敗しない住宅計画についてライブ配信を行っている。
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