天井断熱と屋根断熱

この記事を書いた人

藤岡 絵美
藤岡 絵美
エッグ住まいる工房 設計・リフォーム営業担当
二級建築士とインテリアコーディネーターの資格を持ち、新築・リフォーム問わず設計目線でお客様の住まいづくりをお手伝いする。
住まいの「心地よさ」を最も大切にしており、その言語化することが難しい部分をお客様ととことんお話すること掘り下げて、実現できる提案に結び付けている。



こんにちは!

エッグ住まいる工房の関口です!



今回は、天井断熱と屋根断熱のお話。


断熱…なんていうと、マニアックな話かと思われがちですが、

すみません、マニアックな話です。

ただ、どちらを選ぶかによって、小屋裏収納のスペースの温度が全然違ってきます。

 → めっちゃ寒い(もしくはめっちゃ暑い)小屋裏収納になるかならないか、です。


簡単なイメージ図で説明します。

※画像参照

画像の太い青線で表記しているのが断熱材です。

 → 二階の天井面に沿って入れるか、屋根面に沿って入れるかの違いです。


と言葉にすると単純ですが、天井断熱の場合の小屋裏収納スペースは、断熱材で守られている空間外となるわけなので、とてつもなく寒く(もしくは暑く)なります・・・。


なるほど!じゃあ屋根断熱が良いってことね!(^^)/


ってことでもないんです。

天井断熱の良い点としては、屋根断熱と比べると、断熱性で囲われている範囲が小さくなるので、その分冷暖房費の節約が期待できるところ。

※ちなみに、屋根断熱の場合は、真逆のメリットデメリットになります


住む方にとって、どちらのほうにメリットを感じられるかが重要ですね。

後で知って後悔しない方を選んでもらえればと思います。

ご参考になれば幸いです。