対面キッチンのお話2

この記事を書いた人

藤岡 絵美
藤岡 絵美
エッグ住まいる工房 設計・リフォーム営業担当
二級建築士とインテリアコーディネーターの資格を持ち、新築・リフォーム問わず設計目線でお客様の住まいづくりをお手伝いする。
住まいの「心地よさ」を最も大切にしており、その言語化することが難しい部分をお客様ととことんお話すること掘り下げて、実現できる提案に結び付けている。

こんばんは!

エッグ住まいる工房の永田です。
昨日は中途半端なブログになってしまったので続きです。
昨日同様長くなりそうなので早速ですが
・I型キッチン
・L型キッチン
・セパレート型キッチン
についてです!

・I型キッチン

I型キッチンはコンロからシンクまでが横一直線に並んでいるキッチンです。
賃貸などでよく使われているので使用されている方も多いのではないでしょうか??
キッチンの前にカウンターができるのでセミオープンキッチンとも呼ばれます。
と言ってもダイニングにいる人と会話も問題なくできるのでオープンキッチンとしての機能性には問題ありません。

メリット
・手元を隠すことができる
・カウンター部分に電源を確保できる
・水はね、油はねに強く掃除がしやすい

デメリット
・解放感はやや少ない
・良くも悪くも見た目が普通
・建売感がある

ポイント
見た目よりも使い勝手の良さを重視する場合選ばれやすいです。
家事に時間をかけたくない場合やキッチンの中を見せたくない場合など使い勝手の良いキッチンです。
また、カウンターの高さなどアレンジしやすいところもあり自分オリジナルなキッチンにすることもできます。
カウンターを低くすることで開放感を出しつつ掃除のしやすさを残すなどアレンジの幅は発想次第といったところですね。


L型キッチン

名前の通りL字型に曲がったキッチンです。
L字型になっている分大きくなり、アイランドキッチンとはまた違った存在感があります。
コンロの前が壁付けにシンク前が対面になっている場合が多くあります。

メリット
・作業スペースが広くとれる
・移動が楽
・コンロの汚れが飛びにくい
・料理の効率化

デメリット
・コーナー部分がデッドスペースとなる
・広いスペースが必要

ポイント
L型キッチンのサイズはバリエーション豊富ですが1番小さいサイズでもI型キッチンよりはスペースが必要なのでLDKを広めにしておくのが失敗しないポイントです。
作業台からコンロやシンクへの移動は楽になりますが作業スペースが広い分冷蔵庫や食器棚を近くに置けないこともあります。
ショールームなどで実際の距離感をつかんだうえで検討したいですね。

セパレート型キッチン

画像のようにシンクとコンロを別々に分けたキッチンです。
キッチンが二つに分かれる事からⅡ型キッチンと呼ばれます。
Ⅱ型キッチンの場合コンロが壁付けキッチン、シンクが対面キッチンとなるのが一般的です。
キッチン自体が分かれているのでこれまでのキッチンとは違う特徴があります。

メリット
・シンク、コンロそれぞれに作業スペースができる
・数人で料理することができる
・壁付けキッチンと対面キッチンの二つの要素がある
・キッチンの幅を短くできる

デメリット
・食材や鍋の移動が手間
・コンロとシンクの間の床が汚れる
・数人で作業する場合安全確認の必要がある
・慣れるまで時間がかかる

ポイント
コンロとシンクを分けることで間取りの自由度が広がります。
土地がコンパクトな場合セパレート型キッチンの選択肢があるかないかで間取りの可能性は大きく変わってきます。
シンクとコンロが別になっているので振り返った時に使いやすい距離感が大切です。
コンロとシンクを使いやすい配置にすることを心掛けましょう。

いかがだったでしょうか。

今回は対面キッチンについてそれぞれの特徴を説明しました。
注文住宅の花形ともいえる対面キッチンですが、理想のキッチンがあると思います。
キッチン選びに迷っていたり決め手に欠けている方の役に立てばと思います。
今後もこんな感じのブログあげていこうと思うのでこうご期待!!!
ではまた